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12月06日-01号

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  1. 安来市議会 1999-12-06
    12月06日-01号


    取得元: 安来市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-10
    平成11年第369回12月定例会             平 成 11 年 12 月 定 例 会平成11年12月6日(月曜日)            出 席 議 員 ( 2 1 名 ) 1番 河津  清君      2番 佐伯 直行君      3番 中島 隆夫君 4番 近藤 宏樹君      5番 深田 富造君      6番 丸山 英司君 7番 飯橋 壹雄君      8番 藤原 常義君      9番 遠藤  孝君 10番 河津 幸栄君      11番 内藤 美雄君      12番 中尾  強君 13番 永田 正己君      14番 加藤 和憲君      15番 広野  糺君 16番 山根 良雄君      18番 清山  薫君      19番 山本 敏熙君 20番 田川  豊君      21番 大和 道男君      22番 伹見 武正君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 1 名 ) 17番 長島  望君            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 佐伯 邦彦君   主  査 細田 耕一君   議事係長(速記)                                  飯橋恵美子君 書記   門脇 直哉君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      島 田  二 郎君      助役      福 田    敏君 収入役     伊 輪  静 夫君      教育長     市 川  博 史君 総務部長    石 川  隆 夫君      市民生活部長  本 司  慎 一君 経済部長    平 井  重 俊君      建設部長    井 上    進君 消防事務局長  平 井  真 澄君      水道部長    松 村  隆 郎君 企画振興課長  伊 藤  耕 治君      総務課長    大 森    栄君 人事課長    永 見    太君      財政課長    安 達  武 敏君 学校教育課長  嶋 田  豊 昭君      監査委員    石 橋  秀 雄君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議  事  日  程(第1号)                        平成11年12月6日(月)午前10時開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議第74号 市長等の諸給与条例の特例に関する条例制定について第4 議第75号 職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について第5 議第76号 安来市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について第6 議第77号 安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について第7 議第78号 市税条例の一部を改正する条例制定について第8 議第79号 安来市認可地縁団体印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について第9 議第80号 安来市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について第10 議第81号 安来市建築協定条例制定について第11 議第82号 安来市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定について第12 議第83号 安来市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について第13 議第84号 宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更について第14 議第85号 宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設設備(機械・電気)工事請負契約の締結についての議決の一部変更について第15 議第86号 大塚地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更について第16 議第87号 平成11年度安来市一般会計補正予算(第3号)第17 議第88号 平成11年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)第18 議第89号 平成11年度安来市老人保健特別会計補正予算(第2号)第19 議第90号 平成11年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第20 議第91号 平成11年度安来市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)第21 議第92号 平成11年度安来市水道事業会計補正予算(第3号)第22 請願文書表            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1から日程第22まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時4分 開会 ○議長(広野糺君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより第369回安来市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(広野糺君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第115条の規定により、18番清山薫議員、19番山本敏熙議員会議録署名議員に指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 ○議長(広野糺君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 このたびの定例会の会期につきましては、本日より来る12月16日までの11日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日より来る12月16日までの11日間と決定されました。 この際、市長からの発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 島田市長。            〔市長 島田二郎君 登壇〕 ◎市長(島田二郎君) おはようございます。 本日ここに第369回安来市議会定例会を開会いたしましたところ、議員各位におかれましては御多忙中にもかかわりませず出席いただき、諸議案の審議を賜りますことに衷心よりお礼申し上げます。 本年もはや暮れようとしております。経済再生、雇用創出を至上命題として始まった平成11年は、経済界では大手都市銀行の合併再編がありました。また、東海村の臨界事故は身近な危険の存在を改めて思い知らされるなど、激動と不安の時代を象徴するような年でもありました。私ども地方にとりましても、21世紀の転機となるような制度や法律の改正がありました。その一つが、7月に成立した地方分権一括法であります。今後の地方自治はみずからの責任において施策を進めることになり、地方分権社会の市政展開のビジョンが求められることになります。また、最重要課題であった緊急経済対策について、今年度の経済成長率は0.6%の見通しとなり、3年ぶりにプラス成長が経済企画庁より報告されております。11月11日は経済新生対策が決定され、景気の本格的な回復と構造改革の推進が図られることになりました。総額18兆円の経済対策が功を奏し、来年度に向けて確かな成長軌道に乗るよう期待をしているところであります。 さて、安来市政の1年を振り返りますと、5月には市制施行45周年記念式典を挙行いたしました。昭和29年4月安来市が誕生して以来わずか半世紀に満たないとはいえ、その歴史の重みと先輩諸氏の御労苦を思いいたすとき、市政運営に携わる者として改めて身の引き締まる思いがいたしました。そして、次の時代に向けてさらなる改革への決意を新たにしたところであります。今年度は公債費負担適正化計画の目標数値が予定を早めて達成できる見通しが立ち、財政健全化への取り組みに明るさが見えてまいりました。しかしながら、財政構造は依然として硬直化しており、人件費の抑制は避けがたいと判断いたしました。まず、そのため、今議会で提案しております市長ほか三役の給与を1年間にわたり5%の削減をすることであります。さらに、職員に対しては平成12年度中の定期昇給を延伸することを提案し、協議を進めてきました。職員にとっては厳しい内容でありますが、状況を理解し、けさ了解を得ることができたことを申し添えます。 次に、広域バス運行についてであります。6月に一畑バス広瀬営業所の廃止の申し入れを受けました。現在、来年4月からの1市2町共同によるバス運行に向け、バス購入、財源措置、規約変更手続、路線決定等精力的に取り組んでいます。バス運行は地域に密着したサービスでもあり、高齢者あるいは児童・生徒といった公共交通の依存度が高い人たちへのサービス確保はもとより、買い物や観光などの新たな需要を喚起し、市民に親しまれるバス運行につなげていきたいと考えております。 ISO14001認証取得の取り組みにつきましては、本年4月から具体的な取り組みをスタートさせました。8月1日付で人事異動を行い、6人の体制でマニュアル等の策定作業を経て、去る11月29日、30日の2日間にわたって審査機関の予備審査を受けました。12月からこのマニュアルに基づきシステム運用に入り、いよいよISOの取り組みも正念場を迎えようとしております。来年の1月末には事前審査、そして3月初旬に本審査のスケジュールとなります。この取り組みは必ずや環境保全の推進はもとより、経費の削減、組織体制の効率化や職員の意識改革をもたらすものと考えております。 市を取り巻く環境は、今大きなうねりの中にあると痛感いたしております。市役所という組織はその最前線で活躍していかなければなりません。これからさらなる変革の時代を迎え、タフな心身、鋭敏な時代認識、そして能力の開発が求められます。一方、地域の将来の姿、ビジョンを明確に提示し、市民一丸となって地域づくりに取り組みたいと考えております。 「悠々として急げ」は私の信条であります。拙速を戒めつつ、機敏、そして果敢に市政のあしたに向け対応と展開を図っていく、そういう意味であります。ミレニアムという節目の年を迎えるに当たり、その意を一層強くしているところであります。 さて、最近の諸般の事項について御報告申し上げます。 まず、ごみ処理広域化計画であります。国は平成8年に、ごみ処理に係るダイオキシン発生防止等についての新たなガイドラインを策定し、今後のごみ焼却施設の新設に関しては、ダイオキシン類の排出濃度を0.1ナノグラム以下に設定いたしました。この基準を満足するためには、少なくとも日量100トン以上の能力を持つ全連続式焼却施設を整備しなくてはなりません。このため島根県おいては、ことし3月に島根県ごみ処理広域化計画を策定し、各町村の協力を求めてきております。安来市では可燃ごみ、能義郡内の2町と共同で処理しておりますが、現在の処理量は日量30トン程度にしかならず、現行暫定基準の80ナノグラムの規制は満たせても、今後施設の更新に当たっては新ガイドラインを満たすことはできません。そこで、本市では、さきの定例議会会期中の全員協議会で、県から広域化計画の説明を受けたところであります。その後、執行部におきましては、焼却場単独建設、固形燃料化、肥料化等新ガイドラインへの対応方針を検討しました結果、高度な環境保全対策や処理技術に対応できる体制の整備並びに経済的観点から、県の広域化計画に従っての共同処理が望ましいとの結論を得ました。よって、本市ではこの方向で関係機関との協議を進めていきたいと思いますので、議会の御了承を得たいと存じます。 また、12月11日、市制施行45周年記念事業の一環として、市内郵便局の御協力により、NHKの野球解説者大野豊氏を招き、講演会を開催することにしております。市郡の野球少年にとっても得がたい貴重な経験になるものと確信しております。会場は情報高校の体育館でありますが、都合がつきましたらお出かけいただきますよう御案内申し上げます。 さて、本日提案いたします議案は、議決案件19件、同意案件2件の計21件であります。 まず、議第74号は、さきの臨時会で表明しましたとおり、市長、助役、収入役、教育長の給与を来年1月から向こう1年間5%減ずることを定めた条例を制定するものであります。 議第75号は、職員の懲戒手続について定めた地方公務員法等の一部を改正する法律の施行に伴い、市条例の所要の改正をするものであります。 議第76号は、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、固定資産評価審査委員会の書面審査の手続及び口頭による意見陳述の手続等改正するものであります。 議第77号から議第80号までは、安来市の各種の証明、交付に係る手数料を改正することを内容とする条例制定であります。長年据え置いた証明及び公簿、公文書、図面等の謄抄本の交付、閲覧手続料等を改定し、行政施策のさらなる展開を図っていきたいと考え、受益者負担の増をお願いするものであります。 議第81号は、建築協定についての条例制定であります。個性のある町、良好な環境の町をつくるため、土地の所有者や地上権者、賃借権者が区域を定め、その区域内における建築物の敷地や用途、形態、意匠について協定することができるものであります。 議第82号は、市立幼稚園保育料を改正する条例の制定でありますが、これは幼稚園運営費の上昇から保育料の改正をお願いするものであります。 議第83号は、市民会館の和室を来年度から始まる情報公開及び市の情報関係の事務室として使用するため、市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものであります。 議第84号、議第85号につきましては、宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設の建設工事及び設備工事請負契約の締結についての議決の一部を変更をお願いするものであります。建設工事につきましては54万1,800円の増額と工期の延長を、また設備工事につきましては工期の延長をお願いするものであります。 議第86号は、大塚地区農業集落排水汚水処理施設工事の請負契約の締結についての議決の一部変更であり、その内容は契約金額を53万9,700円増額するものであります。 議第87号は、平成11年度安来市一般会計補正予算(第3号)であります。今回の補正予算は、少子化対策事業地域スポーツリフレッシュ事業中海農村公園整備事業など主な内容とし、総額2億7,150万円を計上しております。歳出の主なものとして、少子化対策事業に1,678万8,000円、福井町地内に整備を計画しております中海農村公園整備事業に2,223万3,000円、地域スポーツリフレッシュ事業として取り組む運動公園野球場改修の実施設計に985万5,000円、そして株式会社尼子麦酒の破産宣告による繰上償還1億672万5,000円などであります。歳入につきましては、諸収入1億529万7,000円、繰越金6,738万3,000円、国庫支出金4,517万6,000円などであります。この結果、補正後の予算総額は135億7,190万円となります。 また、議第80号から議第92号まで5件の補正予算につきましては、それぞれ所要の補正をお願いするものであります。 次に、同第6号、同第7号につきましては、安来市固定資産評価審査委員会委員及び安来市小集落改良住宅入居者選考審査会委員の任期が満了することに伴い、その後任について同意をお願いするものであります。 以上、諸般の報告並びに今回提案した議案につきまして申し上げましたが、詳細につきましては助役以下関係部課長に説明いたさせますので、何とぞよろしく御審議の上、御議決いただきますようお願い申し上げる次第であります。 以上であります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 ○議長(広野糺君) 日程第3、議第74号市長等の諸給与条例の特例に関する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 議案つづりの1ページをお願いいたします。 議第74号市長等の諸給与条例の特例に関する条例制定について御説明を申し上げます。 市長等の諸給与条例の特例に関する条例を別紙のとおり制定させていただくものであります。このたびの条例制定でありますが、市長、助役、収入役、教育長の給料について、平成12年1月1日から同年12月31日までの1年間5%減額する特例条例を制定するものであります。 2ページをお願いをいたします。 第1条でありますが、第1条はこの条例の目的について定めたものであります。 第2条は5%減額についての規定であります。 附則といたしまして、この条例は交付の日から施行するものでございまして、平成12年12月31日をもって効力を失うものとしております。 以上、説明を終わらしていただきます。御審議の上、御議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。 9番遠藤孝議員。 ◆9番(遠藤孝君) 遠藤ですけれども、質問さしていただきます。 今総務部長から条例の制定について説明がございましたけれども、この条例は5%1年間削減すると、こういうことですけれども、この5%という、なぜ5%だかということ、それからなぜ1年間かという、その辺の説明をひとつよろしくお願いしたいと、こう思います。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 遠藤議員さんの質問に御説明を申し上げたいと思いますが、この市長等の給料を引き下げるという、これにつきましては、ここでは説明をしなかったわけですけれども、御承知のように、安来市は平成9年度から公債費負担適正化計画というようなことをやってきてまいっております。おかげさまで繰上償還等の施策が、それぞれ効果が出まして、一応起債制限比率の面においては、数字が非常に改善されてきておるわけでございますが、一方経常収支比率とかこういったものが非常に依然として高くなっていると、状況が続いております。それとか、投資的経費の歳出全体に占める割合が15%を割るような今状況でございます。こういった状況は、島根県の中でも一番数字的には悪いといいますか、そういった指標が出ておるわけでございまして、そういった状況を何とか打開しようという、そういった意識のあらわれといいますか、市長の気持ちでございまして、なぜ5%であるのかということの御質問でございますが、これは他市との状況等を勘案しながら、まだ他市の状況でこういったことが、行っている市はございません。そういった中で、5%ということの数字的な中身の説明ということはなかなか難しいわけでございますが、市長の決断で5%だということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 9番遠藤議員。 ◆9番(遠藤孝君) ありがとうございました。よくわかりましたが、市長の現在安来市が抱えている経費的な問題、そういうことに対する取り組みの姿勢をこれによって示したいと、こういうふうに理解いたしました。先ほど市長の初めのあいさつにありましたように、組合との、昇給1年間の延伸ということも円満になされたようですので、その辺も評価いたしたいと思います。せっかくこのような条例を出されるからには、1年間にその成果といいますか、あらわれて経常経費が少しでも抑えられるように、また投資的経費が市民のその市民生活においてさらに使われるような内容になるように、よろしくお願いして終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(広野糺君) 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 ○議長(広野糺君) 日程第4、議第75号職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕
    ◎総務部長(石川隆夫君) 議案つづりの3ページをお願いをいたします。 議第75号職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。この条例改正は、地方公務員法の一部を改正する法律に基づく地方公務員の懲戒制度の改正に係る規定が、平成11年10月7日から施行されたことに伴い改正するものでございます。主な改正内容といたしましては、地方公務員が地方公共団体と密接な関係がある法人に雇用されるために退職し、その後再任された場合、退職前の在職期間において懲戒処分に該当した事実があるときは、懲戒処分を行うことができるとしたものでございます。例えて申し上げますと、市の職員が一たん外郭団体に出まして、そしてまたその外郭団体を退職して、また市の職員として再雇用された場合、再任用された場合、外郭団体に出る前の市の職員であった段階での懲戒事件が発生したと、こういう場合については、再任用された段階での市職員の期間、そのときにも懲戒の規定が適用されるということで、一たん市の職員を退職して、また採用された場合、退職される前の懲戒事件が、退職後の再任用された期間においても適用されるというようなことでございます。ちょっと説明がわかりにくくて申しわけございませんが、そういったようなことでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明を終わらしていただきます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 ○議長(広野糺君) 日程第5、議第76号安来市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 議案つづりの5ページをお願いをいたします。 議第76号安来市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 安来市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。改正の内容でありますが、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴い、固定資産評価審査委員会の書面審査の手続及び口頭による意見陳述の手続を改正するもので、具体的には審査申し出期間の延長や審査申し出事項の簡素化を図ったものであります。改正点につきましては、議案説明資料を添付しておりますので、これに基づいて説明をいたします。 説明資料の1ページをお願いをいたします。 第1条は目的でありますが、地方税法の根拠条文の異動でございます。それと、用語の整理をしたものであります。 第2条につきましては用語の整理であります。 第4条は、審査の申し出書について記載事項の簡素化を図ったものであります。年齢をとっております。 第5条は用語の整理であります。 第6条は書面審査についてでありまして、取扱規定を改正しております。 第7条は、審査申し出人の口頭による意見陳述について、新たに規定を設けたものであります。 8条以降は、改正前の条文が1条ずつ繰り下がっております。第8条は口頭審理についての指揮権を明らかにしたものでありまして、5項以降は用語の整理であります。 第9条から10条は用語の整理であります。 第11条は税法の根拠条文の異動であります。 第13条から第14条につきましても条文の整理、地方税法の根拠条文の異動をしたものであります。 議案つづりの8ページをお願いをいたします。 附則の1といたしまして、この条例は平成12年1月1日から施行するものであります。附則の2は、経過措置について規定をしたものであります。 以上、説明を終わらしていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 ○議長(広野糺君) 日程第6、議第77号安来市手数料条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 議案つづりの9ページをお願いいたします。 議第77号安来市手数料条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 安来市手数料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。この条例改正の趣旨でありますが、厳しい財政事情の中、さらなる行財政施策の展開を図るため、利用者負担の増をお願いするものでありまして、各種証明手数料を「200円」から「300円」に、また住民票、戸籍の付票の閲覧については「150円」を「200円」に、それぞれ改正させていただくものであります。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するものであります。 以上、説明を終わらせていただきます。御審議、御議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 市長の話の中で、公債費負担適正化計画は予定を早めて達成の見通しだというような発言もあっておりますけれども、財政事情が厳しいというのは、一般市民にとっても同じだというふうに思います。この不況のもとでリストラとか、それから昇給ストップとか、本当に大変な状況の中での手数料の引き上げというのは、やっぱり市民生活を苦しめるものだと、こういうふうに思うところでありますが、その点が1つと。 それからもう一つは、この関係で幾ら増収を市としては見込んでいらっしゃるのか、ここら辺をお聞きします。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 河津議員さんの御質問にお答えをしたいと思います。 先ほどの遠藤議員さんの質問の中にも、ちょっと重複する回答となるかもわかりませんが、公債費負担適正化計画というものは、なるほど、今早めて達成する見通しになっておるんじゃないかということでございますが、言われるとおり、公債費負担適正化計画で掲げておりました起債制限比率を13%以下にするということの目標ですね、これが当初平成13年度に目標を達成するということを掲げておりましたけれども、どうやら平成11年度末ぐらいにはそれが、その数字だけは何とか達成する状況にあるのではないかなという気はしておるところでございます。ただ、先ほども言いましたように、その指標はいいんですけども、ほかの指標が、いろいろと財政状況を見る場合に、確かに起債制限比率も一つの見る重要な指標であると思いますけれども、経常収支比率なんかも非常に重要な指標でございます。こういったものが、一方でまだ下がっていないということでありますので、依然として安来市は、財政状況は、決して楽になったものではないというふうに考えているところでございます。今後の少子・高齢化社会を迎えて、安来市の財政事情も決してこのまま楽な状況が続くというようなことは、楽な状況になるというようなことは実際あり得ないというふうに考えているところでございます。今回この手数料の引き上げを行いましたのも、実は公債費負担適正化計画の中で、これ平成8年度に計画を練ったときに、平成12年から市民の皆さん方に、いわゆる受益者負担の増と申しますか、そういった点でお願いをするという、実際計画を立てておったところでございます。あくまでもこの計画につきましては、地方課を通じまして自治省の方にもこういった計画の届け出が出ておるわけでございまして、それを実行するという面もございますし、それから確かに昭和61年ごろに、この手数料は改正されたもんだと思っております。これが61年か62年か、ちょっとその辺があやふやな点もございまして申しわけないですけれども、そういった値上げ、200円になってから相当年数もたっているという面もございます。それと、近隣の市町村と申し上げましても、鳥取県の方でございますけれども、鳥取県の方は既にこれが300円の方に値上げになって、実際実施されてるというようなこともございます。それから、県内では松江市あたりがどうも300円にされるというようなことで、利用者負担の増ということになろうかと思いますが、それはこういった証明を求められてこられる方は、やっぱり自分の都合で、何か自分のそういう利益のために、自分の利益という言い方おかしいですけども、自分のそういった事情のために各種証明を市の方に求められてくるわけでありますから、そういった面で、これ200円が300円になるということで、50%の値上げという幅になるわけでございますが、金額的に100円ということで、何とか市民の皆さんにも御理解を得ることができるのではないかなという気がしておるところでございます。 それから、幾ら増収になるかということでございますが、この手数料条例につきましては、一応証明手数料ということで、非常に門戸が広いわけです。一番大きいのは、一応市民課の窓口の関係が一番多いというふうに思っております。市民課関係と、それから税務課の所得証明とか、こういったもんです、納税証明は別です、所得証明とか資産調書とか、こういったようなことについての証明が多いというふうに思っております。そのほかいろんな課に大なり小なりこの証明手数料というもんがあろうかと思っております。一応全体的に見て、350万円から400万円ぐらいの増収になるのではないかなというふうに思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 今増収の見込みが350万円から400万円ということで回答をいただいたわけですけれども、安来市がつくっていらっしゃるこの公債費負担適正化計画の中では、この予定の中では、大体200円のものを250円にという計算基礎が、積算がのっておりますね。それで、5万6,000件掛ける50円で280万円という積算基礎がのっておりますけれども、これと見比べますと、随分予定よりも多額のものを市民に負担をかけるというふうに私は思うんですが、いかがですか。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 公債費負担適正化計画を立てた時点と50円ほど金額が違っておるわけでございますが、これは諸般の情勢を見ながら判断をしたものというふうに御理解をいただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 3番中島隆夫議員。 ◆3番(中島隆夫君) 中島でございますが、ちょっと小さいことを伺うようでございますけども、今こうして手数料を引き上げということで、100円ということでございますが、例えば印鑑証明1通作成をする場合ですが、これの費用が大体どれぐらいかかるというぐあいに考えておられますのか。例えば、紙代が幾らで、あるいは複写機の光熱費、それから原価償却費、それから手数料など、物件費が大体どれぐらいかかると。そういうことを計算された上で、例えば本当にこれが300円のものが400円もかかっておるようであれば、100円上げてもまだ不足するということも考えられますので、そういうことから考えられまして、本当に100円というものが適当な価格かどうか、そのあたりちょっとわかる範囲内でお願いをしたいと思います。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 中島議員さんの御質問にお答えをしたいと思いますが、言ってみれば原価計算は幾らかということの内容でございまして、その辺の判断をすることはなかなか難しいと思いますけれども、印鑑証明をすれば、1枚コピーをしますので、コピー代が何ぼかかるかということになりますと、コピー代が大体1枚10円と見ておるところでございます。あとは紙代は何ぼかということになりますけど、紙代については1円にもならんとは私は思っております。あとこれをどれだけ経費の割合で計算するかということになりますと、人件費とかこういったものを考えれば、それは300円ではとてもじゃないがこれはやっていけないというふうに考えております。これ300円にした理由は、今までが何ぼであったから今回何ぼにするというようなことで、実際費用がどれだけかかるから、これだけ市民の皆さんに負担を願わないけないというような内容と、ちょっとなかなかその辺の説明ができかねておるところでございますので、御理解をひとつよろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 3番中島隆夫議員。 ◆3番(中島隆夫君) といいますのが、例えば公共料金が上がりますと、やはりその地域で生活するのに非常に負担が多くなると、公共料金というものは、一度上がれば下がるようなことはありません。例えば、地価なんかであれば、それはいろいろありますけども、そういった形で、これからやはり安来市もハーモニータウン汐彩を分譲していく中で、やはりそういった形で公共料金が高くなってきますと、生活がやりにくいと、安来は生活がやりにくいところだと、安来というところは、金をもうけて、そしてごみを捨てて、給料、生活する場所ではないというような悪イメージをつくりかねないということを懸念するために、そういうことをちょっと伺ったところであります。 以上で終わります。 ○議長(広野糺君) 16番山根良雄議員。 ◆16番(山根良雄君) 先ほど来議論があるわけですが、今年度当初予算の段階で、例えば基本健康診査等々一部負担金の実施等々含めまして、今回新たに市民に対して負担を強いると、こういう考え方が提起をされておるわけであります。結論的に、私は機に応じて、受益者負担についてはすべてを否定するものじゃございませんし、問題は市民の皆さんにどう理解を得るかということだろうというふうに考えておるわけであります。今回のこの改定数字、先ほど河津議員からも具体的な数字での議論があったわけでありますが、私も250円、300円が妥当かどうかというと、今時点では判断しかねておりますけれども、物の考え方として、市民の皆さんこれだけ辛抱していただきたい、こういうことを言うわけですから、一方ではやはり市民サービスにおいて、新たな観点でこういうサービスをしたい、そういった意味で理解をしてほしいというふうな考え方が、私は示されてしかるべきじゃないかというふうに思うわけであります。例えばの例でありますけれども、各種証明書等で負担を強いるわけでありますから、例えば休日、土、日等含めて、市民の皆さんが急に必要だという場合の対応等々一つの例だと思うんですね。同時にまた、その具体的な手法として、昨今では機械で自動交付ができるというふうなものもあるわけであります。したがって、私は今直ちにそういうことをやめなさいと申しませんけれども、市民の皆さんに理解を得るためには、一方ではこういうふうな市民サービスに努めます、またやりますぞというふうなことを示されていかがかというふうに思うわけでありますが、この点の見解についてお尋ねをしておきたいというふうに思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 16番山根議員さんの御質問にお答えいたします。 この公共料金の値上げにつきましては、安来市の行財政改革、とりわけ財政再建の一環として私はとらえております。そういったことで、市民の皆さんに非常に心苦しい料金改定になるかと存じますけれども、御理解いただきたいと思います。 それに加えまして、後段のいろんなサービスについてでございますけれども、今後検討さしていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) この手当のことですけど、私ことしの3月の一般質問で、諸手当を上げるというようなことを言ったら、丸山議員訂正しなさいと、たった6カ月前、6カ月か、もうちょっと8カ月ほど前には、そんな手当を上げることはしておりませんというような市長答弁でありましたが、こうして上げられるということ。私が1つ聞きたいのは…… いや、手数料です。ちょっと済みません、間違いました、手数料のことですよ。私が手数料が上がると言いましたら、たしか3月の一般質問で、諸手数料が上がるがと、そのようなことはしておりませんとおっしゃいましたが、これはいいとして、私がお聞きするのは、市長も5%、こうして給与を下げられます。そして市民にも負担がかかります。これもやむを得ないと思います。ただ、先ほど市長が言われましたのは、市職員は1年間給料据え置きにすると、だけで市民が納得するかと、やはりここは市職員も一緒になってやっていかなければ、市民にどのような説明ができるのか、私は思います。やはり1年間据え置きなんてことじゃなくして、一緒に下げたらどうかと私は提案して終わります。 ○議長(広野糺君) 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 ○議長(広野糺君) 日程第7、議第78号市税条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 議案つづりの11ページをお願いをいたします。 議第78号市税条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 市税条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものであります。この条例の改正でございますが、安来市手数料条例の改正に伴いまして改正をお願いをするというものでございます。納税証明書の交付手数料を「200円」から「300円」に改正させていただくものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するものであります。 まことに簡単でありますが、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 ○議長(広野糺君) 日程第8、議第79号安来市認可地縁団体印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 議案つづりの13ページをお願いをいたします。 議第79号安来市認可地縁団体印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 安来市認可地縁団体印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものでございます。この条例の改正でございますが、安来市手数料条例の改正に伴い改正をお願いするものでございまして、登録証明手数料を「200円」から「300円」に改正するものであります。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するものであります。 以上、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 ○議長(広野糺君) 日程第9、議第80号安来市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 本司市民生活部長。            〔市民生活部長 本司慎一君 登壇〕 ◎市民生活部長(本司慎一君) 議第80号安来市印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例制定について御説明を申し上げます。 本件につきましては、先ほどから議第77号以降でございますけれども、審査をされておりますものと同趣旨のものであります。本件につきましては、前回の手数料改定から12年を経過をいたしております。そういうこともありまして、今回内容としましては、現行「200円」のものを「300円」に、平成12年4月1日から改定をさせていただくものであります。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教厚生委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 ○議長(広野糺君) 日程第10、議第81号安来市建築協定条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 井上建設部長。            〔建設部長 井上 進君 登壇〕 ◎建設部長(井上進君) 議案書の17ページをお願いいたします。 議第81号安来市建築協定条例制定について御説明いたします。 安来市建築協定条例を別紙のとおり制定するものでございます。議案書の18ページ、また条例関係説明資料の3ページをあわせてごらんいただきたいと思います。安来市建築協定条例制定につきましては、安来市も平成12年4月1日より限定特定行政庁を設置いたしまして、建築行政を進めることになります。これによりまして、これからは地域に応じた住みよい環境づくり、また個性あるまちづくりをできるよう建築協定条例を制定するものでございます。協定につきましては、一定の区域を定めまして、その区域の土地所有者等の皆さん全員の合意により、区域内におきます建築物の敷地、位置、構造等に関する基準について定め、良好なまちづくりを進めることができるように、第1条から第4条までそれぞれ定めたものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行するものであります。 以上、まことに簡単ですが、説明といたします。御審議、御議決をいただきますようお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。 12番中尾強議員。 ◆12番(中尾強君) 環境によい町をつくっていくということで、このものがされると思いますが、これがなかったために今まで不都合があったというような事例があったために、こういうものがつくられてきたのか、あるいはこれからの安来の町をつくっていくために、こういう協定をしながら一定の規制をはめるといいますか、枠をはめることになるだろうと思いますが、そういった点で、どういいますか、利害といいますかね、全体としてはいいことだろうと理解はしておりますが、個人の問題として、困るというようなことが起きるんではないかという想定もできるところですが、その辺はどう見ておられるのか見解を伺っておきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 井上建設部長。 ◎建設部長(井上進君) 中尾議員さんの御質問にお答えいたします。 議員さんが言われるとおり各個人の所有地の権利をある程度、いわゆる制約するものでございまして、その点はどうしても御理解をいただかないかん問題になると思いますが、特に今までこのようなことで大きな支障が出たかということになりますと、特にこれが支障ですよというのはありませんが、車を走らせまして、例えば角地にブロック塀とかぴしっとこうついておりますと、非常に見通しが悪い。それから、一つの今の用途地域の中で、いわゆる事務所が建ったり民家があったり、いろんな建ち物等がしておりますが、その建物は用途につきましていろいろな構造のものができてると、これを外観上から見て、これがいいと言う人もあるかもしれませんが、悪いと言う人も中には出てくるんじゃないかなということでございまして、今回の条例制定につきましては、そこに住んでおられる、いわゆる地権者さん、それから借地権者さんとか、そういう方皆さんが集まって、それでここの区域の中のまちづくりは、どういうふうにやったらいいかという中で、先ほど申し上げましたような建築物の敷地とか位置とか歩道の制限とか、そういうものを皆さんが決めていただいて、皆さん考えられるいい町だというようなものをつくっていきたいということが、これから望まれてくるんじゃないかなというふうに思っておるところでございまして、そういう協定をつくりますのには、この条例制定がないとできないというところでございますので、今回この条例制定をつくらしていただきたいというところでございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) いいですか。            (「了解」と呼ぶ者あり) 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 ○議長(広野糺君) 日程第11、議第82号安来市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 市川教育長。            〔教育長 市川博史君 登壇〕 ◎教育長(市川博史君) おはようございます。安来市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。 議案書の19ページをお願いいたします。 議第82号安来市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例制定について。安来市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定をお願いするものでございます。 20ページをお願いいたします。 安来市立保育料条例第2条中、年額「7万2,000円」を「8万4,000円」に改めさせていただくものでございます。このたびの改正の理由でございますけれども、現在の保育料は平成6年4月に改定させていただいた保育料でございますが、以来据え置きで経過いたしておりますが、幼稚園の運営に要する経費上昇など諸般の情勢を勘案いたしまして、改定をお願いさしていただくというものでございます。 なお、附則といたしまして、この条例は平成12年4月1日から施行させていただくものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。 14番加藤和憲議員。 ◆14番(加藤和憲君) 説明を受けたわけですけども、少子化対策というような格好で今度の補正予算ものってるわけです。一部1万2,000円の増というような格好になっておるわけですけど、諸般の格好で、いろいろ今回値上げのラッシュというような格好であります。問題は、平成6年から上げてないというふうに言われたわけですが、この保育料、保育所の管理運営が上がってきたというふうには思うわけですが、合理化の方は、一方はされたのかされないのか、今までに。そこのとこをお聞きしたいと思います。 ○議長(広野糺君) 市川教育長。            〔教育長 市川博史君 登壇〕 ◎教育長(市川博史君) お答えいたします。 幼稚園の管理等につきましては、経常経費等についてはできるだけ少なくするように、それぞれの幼稚園の園で努力していただいてるということで、今日までそういうことについての経費節減について努力をしてまいってきております。それから、幼稚園の保育等についても、いろんなこれからの体制、情勢を踏まえながら、今日いろいろと検討さしていただいてるという状況でございます。 ○議長(広野糺君) 14番加藤和憲議員。 ◆14番(加藤和憲君) 例えば、その中で、企業の合併ですね、例えば安来市内にいろいろあるわけですから、これを複合的に、複合的っていうですか、一緒になって、2つの幼稚園を1つにするとか、そういう構想まで踏まえて考えて今までやってこられたのかどうか。今後少子化で大変だというふうに思うわけですから、上げるばっかりじゃなくて、そういうことも考えながらやっていかな、これから難しいという時代だと思います。そこのことを、この平成6年から、適正化計画が平成8年にあったわけですが、それから、11年から上げるというような文言になっとったわけですけども、その間そういうことを考えられたかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長(広野糺君) 市川教育長。 ◎教育長(市川博史君) お答えいたします。 幼稚園につきましても、さっきおっしゃいましたように、確かに子供が少なくなっていると、少子化が進んでいるということについては、私たちも承知しております。そういうことの中で、安来市の幼児教育についてどうするかという、これは保育所の関係も考えなければならないわけでございますけども、そういうことを踏まえて今後の安来市の幼児教育のあり方、どうするかということにつきましては、昨年幼児教育基本方針について御提言をいただいております。現在それに基づきまして、関係する課、部等につきまして、今後それをどうしていくかと、安来市としては今詰めているという状況でございます。これに基づいて、今後の安来の幼児教育を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(広野糺君) 14番加藤和憲議員。 ◆14番(加藤和憲君) 提言が去年あったというふうに言われたわけですが、提言の中に、ほんならこの1万2,000円を上げてもええというような提言もあったわけですか。そういうことを踏まえて今回提出されたのかどうなのかわかりませんが、せっかく提言があるならば、それを踏まえて上げるんだったら、こういう格好で将来やりますよということがあって初めて値上げは認められるというふうに思うわけですよ。だから、そういうことを踏まえてこれを出されたのかどうか聞きたいと思います。 ○議長(広野糺君) 市川教育長。 ◎教育長(市川博史君) お答えいたします。 提言の中に、保育料のとこまでは御提言はいただいておりません。ただ、さっき申し上げましたように、幼児教育の基本につきまして、保育所または幼稚園等のそういうものを考えた上で適切な幼児教育をというようなことが、基本的にうたっていただいております。この値上げにつきましても、そういうことを踏まえて、ここに上げなさいとか幾らということで、それをもとにして今その値上げをお願いしているということでございませんで、先ほど申し上げましたように、今日までの幼稚園に対する運営経費または諸般等の状況を勘案しながら、または近隣の幼稚園等の状況を踏まえながら値上げさしていただくということでございます。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 14番加藤和憲議員。 ◆14番(加藤和憲君) 私も委員会でしっかりと討議して、この問題については討論してもらいたいと思いますから、どうかよろしくお願いします。            (12番中尾強君「議長、関連」と呼ぶ) ○議長(広野糺君) 12番中尾強議員。 ◆12番(中尾強君) 私も委員会ですから、簡単に市長にだけ伺っておきたいと思いますが、加藤議員から少子化対策の中でこの保育料の値上げということがありましたので、それに関連して伺いますが、子供をたくさんつくっていくのには、この保育料だけの問題でないとは思います。父兄の方から保育料をもっと安くしてくれないかということも出てるんです。これは大きな政治課題だと思いますので、少子化対策の問題とこの保育料の問題は、政治家としての市長の見解がないと、これは片一方で少子化対策、片一方では保育料を上げていくという、ここのところが私は政策的に何か一貫したものがないと、少子化対策というのができ上がってこんのではないかと思います。そういう意味で、これは市長の見解を伺っておきたいと思います。中身はまた委員会がありますので、そこで伺いたいと思いますが。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 今中尾さんからも話があったわけですけれども、私もその点では非常に考えるところであります。98年度版の厚生白書では、どういうふうに子供たちの問題が述べられてるかと言いますと、親の気持ちとして、子供を産まない第1の理由が、一般的に子供を育てるのにお金がかかるからということになっております。第2の理由が、子供の教育にお金がかかるからということで、子供を産まない理由になってきている。そういう中で、安来市は確かに戸数はふえておるかもしれませんけれども、人口はどんどんと減り続けているということを考えますと、やはり少子化対策といいますか、安来市の発展のためにも、ここんところはやっぱり市長の政治課題か、大きいものがあるというふうに感じておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 12番中尾議員さん並びに1番河津議員さんの御質問にお答えいたします。 この保育料の値上げにつきましても、行財政改革の一環として私は考えているわけでありまして、上げるからには保育のサービスが低下しないような、そういった効率的な行政機構というものをつくり上げていくという考えでありますので、どうか御理解お願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。 ◆22番(伹見武正君) 少子化対策ということで今意見が出ておりますが、多少それから離れますけども、安来市は公立の幼稚園、公立の保育所が多いわけです。先般の決算委員会でも言いましたけれども、そのために職員の人件費が多くなって、経常収支比率も人件費比率が高いと。そのときも市長に申し上げましたが、私は、昭和60年の行革以来、政府のやった。政府の指摘の中には、幼稚園とか保育所の問題の指摘が強くあるわけです。それから15年たちますけども、この問題については依然として、教育長、同じ姿勢なんですよ、一つも変わってないです。だから、市長の歳入をふやすということも、気持ちはわかりますけども、基本的な幼稚園、保育所、幼児教育に対する考え方がうかがわれないわけです。少子化対策を含めて質の高い幼児教育をすると同時に、いわゆる幼保の一元化等含めた基本的なその方針を打ち出されないと、しかもそれを早急にですね。聞けば、最近は厚生省も文部省も、昔は相対峙してたけども、今は接近してそういうことを、その方向づけになっておるという説でありますので、これは基本的にやっぱり市長の姿勢として、実行の段階に入るように強く要望しておきます。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) これやっとると1日かかるといけませんので、早目にちょっと聞きますが、1万2,000円値上げされまして、幾ら収入がふえるのか、まずそこからお聞きします。 ○議長(広野糺君) 市川教育長。 ◎教育長(市川博史君) 丸山議員さんの質問にお答えいたします。 今度の月1,000円で年額1万2,000円のお願いをすると、不足をお願いするということでございますけども、大体300万円余の増を見込んでおります。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 300万円、何かどっかで節約したら7万、現行のままでいけないんですかね。7万2,000円から8万4,000円、1万2,000円、月1,000円ですか、そう大した金額じゃないと、何か皆さんで勘弁して節約すれば、年間300万円、余り市民をいじめなくてもいいんじゃないかと、余りやっちゃったら、市長、島田市長さんの本当に顔がつぶれると私は思います。あと文教委員の方、ひとつ一生懸命やってください。 終わります。 ○議長(広野糺君) 以上で質疑を終わります。 本件は文教厚生委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 ○議長(広野糺君) 日程第12、議第83号安来市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題として、執行部より説明を求めます。 市川教育長。            〔教育長 市川博史君 登壇〕 ◎教育長(市川博史君) 失礼いたします。安来市民会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。 議案書の21ページをお願いいたします。 議第83号安来市民会館の設置及び管理に関する条例制定について。安来市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定をお願いするものでございます。 22ページをお願いいたします。 安来市民会館の設置及び管理に関する条例の一部を次のように改正をお願いするものでございます。使用料を定めた別表中より和室を削除させていただくものでございます。このたびの改正の理由は、来年度から実施いたします情報公開に伴います市民会館和室を改造し、情報公開室及び市の情報関係の事務室として使用いたしたく、条例の改正をお願いするものでございます。 附則といたしまして、この条例は平成12年2月1日から施行するということでございます。 以上、簡単でございますけども、説明とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教厚生委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 ○議長(広野糺君) 日程第13、議第84号宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更についてを議題として、執行部より説明を求めます。 平井経済部長。 ◎経済部長(平井重俊君) おはようございます。議案つづりの23ページをお願いをいたします。 議第84号宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更について御説明を申し上げます。 平成11年3月19日議会の議決を得た宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結について(議第40号)の一部を次のとおり変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 24ページをお願いをいたします。 変更理由でございますが、コンクリート基礎くい打ち期の作業に伴い、当初現地盤を土質改良する計画にしておりましたが、隣接する田に葉たばこが作付してあります。土質改良剤の混合時に飛散するため、地盤改良工法から盛り土工法に、また掘削による現地発生土が利用できなかったため、購入土で埋め戻しをすることとしたためでございます。このため54万1,800円増額となり、請負金額2億3,469万1,800円に変更をお願いするものでございます。 また、本工事に先立ち支障となる電柱の移転が必要となり、移転先の協議が難航し、移設完了がおくれたため本工事の着工がおくれ、当初の工期内では完了が困難となりましたので、工期変更を平成12年3月15日まで15日間の延期をお願いするものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 ○議長(広野糺君) 日程第14、議第85号宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設設備(機械・電気)工事請負契約の締結についての議決の一部変更についてを議題として、執行部より説明を求めます。 平井経済部長。 ◎経済部長(平井重俊君) 議案つづりの25ページをお願いをいたします。 議第85号宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設設備(機械・電気)工事請負契約の締結についての議決の一部変更について御説明を申し上げます。 平成11年5月21日議会の議決を得た宇賀荘地区農業集落排水汚水処理施設設備(機械・電気)工事請負契約の締結について(議第43号)の一部を次のとおり変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 26ページをお願いをいたします。 変更理由でございますが、汚水処理施設内の電柱移転完了の遅延により、処理施設建設工事の着手がおくれました。このため処理施設に付随する本設備工事の現地着工もおくれ、当初の工期内では工事完了が困難となりましたので、建築土木請負契約の締結と同様に、工期変更を平成12年3月15日まで15日間の延期をお願いするものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、説明といたします。よろしくお願いいたします。
    ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第15 ○議長(広野糺君) 日程第15、議第86号大塚地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更についてを議題として、執行部より説明を求めます。 平井経済部長。 ◎経済部長(平井重俊君) 議案つづりの27ページをお願いいたします。 議第86号大塚地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結についての議決の一部変更について御説明を申し上げます。 平成11年5月21日議会の議決を得た大塚地区農業集落排水汚水処理施設建設工事(建築・土木)請負契約の締結について(議第42号)の一部を次のとおり変更することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものでございます。 28ページをお願いをいたします。 変更理由でございますが、コンクリート基礎くい打ち期の作業に伴い、当初表土をはぎ取って現地盤を改良する計画にしておりましたが、隣接の田の保水が保たれない状態になり、地盤改良工法から盛り土工法に、また掘削による現地発生土が利用できなかったため、購入土で埋め戻しをすることに変更したためでございます。このため53万9,700円増額となり、請負金額1億9,898万9,700円に変更をお願いするものでございます。 以上、まことに簡単ですが、説明とさしていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第16 ○議長(広野糺君) 日程第16、議第87号平成11年度安来市一般会計補正予算(第3号)を議題として、執行部より説明を求めます。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 予算関係つづりの1ページをお願いをいたします。議第87号平成11年度安来市一般会計補正予算(第3号)の説明を申し上げます。 平成11年度安来市の一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,450万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ135億7,190万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 地方債の補正、第2条、地方債は、「第2表地方債補正」によるものでございます。 2ページから6ページでございますが、これは第1表の歳入歳出予算補正でございます。説明を省略させていただきます。 7ページをお願いをいたします。第2表の地方債補正でございます。まず、1の追加でございますが、現年発生補助災害復旧事業費70万円を追加をお願いするものでございます。これは公共土木施設災害復旧事業債に係るものでございまして、6月28日から6月30日の梅雨前線に係るものでございます。道路2カ所の災害復旧に係る起債でございます。 2の変更でございますが、まず最初に県営農業農村整備事業負担金費でございます。限度額2,960万円を3,960万円に変更させていただく、1,000万円追加の変更をお願いするものでございます。これは県事業負担金に係るものでございまして、事業費の確定による追加でございます。具体的に申し上げますと、穂日島地区の県営畑地帯総合整備事業費の負担金、それと能義第1地区の圃場整備事業に係るものでございます。充当率は95%でございます。 次に、公営住宅建設事業費でございますが、1,660万円を1,860万円に200万円追加をお願いをするというものでございます。これは内代住宅の建てかえに係るものでございまして、200万円の追加をお願いをするというものでございます。充当率は100%であります。 次に、地域総合整備事業費で1億2,780万円を1億3,680万円、900万円の増額変更をお願いするものでございます。これは野球場の実施設計に係る起債額を900万円増額するというものでございます。現在、地域総合整備事業債といたしましては、テニスコートの8面の全面改築に係る事業費を計上しておるところでございますが、平成12年度野球場の改築を計画しておりまして、今年度この実施設計に係るものを計上しておるというものでございます。充当率は90%でございます。 臨時地方道の整備事業費5億320万円を5億2,170万円、1,850万円ほど追加をしております。これはふるさと農道整備事業に係る県事業負担金、この関係で1,670万円、それから一般の道路整備事業債に係るものが180万円でございます。合わせまして1,850万円の追加をお願いをするというものでございます。充当率は90%でございます。 8ページをお願いをいたします。歳入歳出補正予算事項別明細書に入らせていただきます。 まず、歳入でございますが、1款の市税でございます。1項の市民税といたしまして、まず個人市民税の現年課税分を4,500万円減額しております。また、その下の法人市民税の現年課税分、これにつきましても4,800万円減額補正をお願いをしております。理由でございますが、不況による減収と考えているところでございます。具体的に申し上げますと、当初見込んでおりました個人市民税でございますが、給与所得等におきまして総額で2%の減収と、所得が落ちておると、それから自営業者の関係でも10%前後の所得総額が落ちたというものでございます。それから、法人税割につきましては、特に不況の関係で、法人税の個人市民税割が落ちたということでございます。日立関連の法人市民税が落ちたということが大きな理由でございます。 続きまして、2項の固定資産税に入らせていただきます。固定資産税の現年分を8,200万円、これは逆に増額しております。説明の欄でございますが、これ償却資産でございまして、これは、この償却資産につきましても、不況による設備投資の減ということで、当初予算につきましても控え目に計上しておったところでございますが、平成10年度におきまして日立関連企業におきまして大幅な設備投資がございまして、これに基づく償却資産が平成11年度出てきたというものでございまして、8,200万円の大幅な補正を今回計上したものでございます。 9ページをお願いをいたします。特別土地保有税でございますが、現年課税分151万3,000円を減額しております。現在6社が対象でございます。 続きまして、10款の分担金及び負担金に入らせていただきます。1項の分担金でございますが、まず農林水産業費分担金でございます。農業費分担金といたしまして187万2,000円の減となっております。説明でございますが、まず02の非補助土地改良事業分担金でございますが、これ200万円分担金を落としております。これは土地改良事業で行う予定の道路舗装事業でございますが、これを土地改良事業で行うことをやめまして、一般の道路新設改良事業費の方の科目で行うということにいたしましたもので、農林漁業資金での分担金の歳入の取り扱いをここでは落としたというものでございます。05の災害復旧事業費が12万円ほど伸びておりますが、これにつきましては6月28日から30日の梅雨前線の関係で、農地が1カ所、農業用施設が2カ所でございますが、これに対する5%分の個人負担でございます。 10ページをお願いをいたします。2項の負担金、民生費負担金でございますが、537万9,000円の増額となっております。まず、01で公立保育所の児童保育費負担金でございますが、これは121万8,000円、これ落としております。措置児童数の減ということでございます。市立保育所の児童保育費負担金は逆に637万2,000円ふえております。これは措置児童数が逆にふえておるということでございます。05の公立保育所の延長保育事業費負担金22万5,000円でございます。これは今回新たに補正を上げるというものでございます。 それから、12款の国庫支出金でございますが、まず1項の国庫負担金でございます。01目の民生費国庫負担金でありますが、社会福祉費負担金といたしまして140万2,000円の増額となっております。知的障害者の福祉費負担金ということでございます。入所者といいますか、通所者の数がふえたための負担金の増でございます。特に梨の木園が3名ほどふえたということでございます。それから、児童措置費の負担金で1,205万1,000円、保育所運営費負担金でございますが、これは支弁額の増、それと措置児童数の増というものでございます。 今回の補正でトータルが1億4,469万6,000円の国からの負担金ということになっております。 それから、その下の公共土木施設災害復旧費の負担金141万6,000円でございますが、これは先ほど起債のところで説明申し上げましたが、これは土木施設に関する国からの負担金というものでございます。66.7%の国からの負担割合でございます。 11ページをお願いをいたします。次に、国庫補助金に入らせていただきますが、民生費国庫補助金で、社会福祉費補助金が835万7,000円となっております。老人デイサービスの運営事業費補助金が626万7,000円、老人短期入所運営事業費補助金が209万円、それぞれふえたものでございます。これは利用者の増とか、あるいは単価改正、こういったものがございまして、今回ふえたものでございます。補助率は2分の1でございます。 それから、衛生費の国庫補助金で、保健衛生費補助金ということで126万6,000円ほどふえております。地域保健推進特別事業費補助金ということでございますが、これは糖尿病管理ネットワーク事業に対するものでございまして、内示額に基づいて今回増額されるというものでございます。補助率は100%でございます。 それから、土木費国庫補助金の中で、住宅建築費の建設費補助金が203万9,000円計上しております。これは内代住宅の建てかえを30戸から40戸に増築するための設計変更に係る補助額の増でございます。補助率は2分の1でございます。 教育費国庫補助金に入らせていただきます。小学校費の補助金が20万3,000円減となっております。04の屋外教育環境整備事業費補助金というものでございます。これは一中の屋上のフェンスの関係でございますが、事業費の確定によって36万円の減となったものでございます。それから、05の保健体育補助金が30万円でございますが、これも生涯スポーツ振興事業費でございますが、事業費といたしまして一応300万円の2分の1で150万円を計上しておったところでございますが、補助額が総枠的な中での確定ということでございまして、枠の中での確定ということで、30万円削られたというものでございます。 次の社会教育費補助金につきましても、これ社会教育全般にわたる事業費の補助金というものでございますが、これにつきましても総枠の中での補助額の減額というものでございます。31万3,000円減額となっております。 それから、次の農林水産業費は8,000円ほどでございますが、これは確定によるものでございまして、赤江農道に係るもので、赤江農道の整備に係るものでございます。 12ページをお願いをいたします。児童福祉費の負担金が602万5,000円でございます。これは支弁額の増と措置人員の増でございます。 県支出金でございますが、一応内容的には、一部国の国庫補助金等の関連で重複する面がございますので、細かい説明は一部省略さしていただきます。 13ページをお願いをいたします。総務管理費補助金160万円でございます。これ内訳でございますが、住んで幸せ島根づくり事業費補助金でございますが、これは安来能義振興協議会に対するものでございまして、当初松江地区の広域行政組合からの助成金として雑入で組んでおりましたものを、今回県の3S事業の補助金として受けれるということで、歳入科目を雑入から振り替えたものでございます。それから、高齢者の交通安全自主活動助成事業費60万円でございますが、これも県からの委託金として組んでおりましたものを補助金に歳入科目を振り替えたというものでございます。 民生費補助金でございますが、社会福祉費補助金として1,285万8,000円計上しております。特に福祉医療費の補助金が795万8,000円伸びております。これは医療費の増というものでございます。今回の補正を加えまして4,168万3,000円の補助金ということになっております。それから、11と12の老人デイサービスと老人短期入所者、これは国庫支出金の方でも説明をしておりますが、利用者の増ということでございます。補助率が4分の1でございます。児童福祉費補助金447万5,000円ほど計上しております。障害児保育対策の関係、これ3分の1でございます。これは国も3分の1の補助金があったものでございます。それから、15の産休等の代替え職員の補助金ということでございます。155万2,000円、これは臨時職員4名分に対する産休補助でございます。それから、県単の障害児保育事業費補助金90万8,000円計上しております。これは処遇改善費というものでございまして、今回新たに追加をしたものでございます。 4目農林水産業費でございます。まず農業費でございますが、新規就農円滑化とがんばる島根農林総合事業費を上げております。それぞれ事業費の決定による増でございます。 それから、その下の教育費補助金の社会教育費補助金でございますが、これは21万6,000円減額となっております。これは補助金が廃止になったということでございます。 それから、その下の農林水産業費の災害復旧費でございますが、これは農業施設の関係でございます。農地1カ所、施設が2カ所でございます。一応今のところ65%の補助率というものでございます。 それから、14ページをお願いをいたします。総務費の委託金で、高齢者の関係で60万円落としておりますが、これは先ほど説明いたしましたが、科目の振り替えというものでございます。 17款の繰越金でございますが、今回6,738万3,000円の計上をお願いをしたところでございます。平成10年度からの平成11年度への繰越額というものでございますが、これにつきましては1億4,568万4,000円ほどでございまして、9月補正までにそのうち5,263万8,000円ほど計上済みでございますが、今回6,738万3,000円財源の手当てということで計上さしていただいております。あと残り2,566万3,000円ほどこの繰越剰余金についての財源が残っておるということになります。 15ページをお願いをいたします。10の農林水産業費の雑入でございますが、農業者の年金離農給付支給業務手数料55万1,000円、これは額の確定によるものでございます。それから、06の須崎地区の基盤整備促進事業事務委託金100万円でございますが、これは安来市土地改良区からの委託金ということでございます。100万円の委託金をもらっておるというものでございます。それから、11の商工費雑入でございますが、1億277万8,000円、地域総合整備資金貸付金償還金でございます。尼子麦酒、尼子ビールの倒産による債務保証に係るものでございまして、尼子麦酒からの償還済額、既に償還済額差し引いた残りの金額をふるさと財団を経由して山陰合同銀行より補てんを受けるというものでございます。実際の貸付額は1億1,100万円でございまして、尼子ビールからの償還を受けましたのが411万1,000円でございます。ですから、担保もらいますのが1億688万9,000円ということでございますが、ここに予算で計上しておりますこの数字、1億277万8,000円との差額は、既に411万1,000円を予算を計上しておりますので、この計上済額を、この中に入っておるということでございまして、それを差し引いた残りが1億277万8,000円だということでございます。教育費雑入でございますが、その中で全国市有物件の災害共済会の共済金が125万円ほど入っております。これにつきましては、台風災害に対する共済金でございまして、一中の屋上フェンスの復旧工事に対する共済金でございます。それから、05の松江地区の広域行政組合の助成金100万円でございますが、これはやすぎ刃物まつりに対する広域行政組合からの助成金でございます。 16ページをお願いをいたします。16ページにつきましては、起債の関係でございますので、説明を省略させていただきます。 17ページをお願いをいたします。17ページからは歳出についてでございます。 ○議長(広野糺君) この際、しばらく休憩いたします。            午前11時49分 休憩            午後1時36分 再開 ○議長(広野糺君) 再開いたします。 石川総務部長。            〔総務部長 石川隆夫君 登壇〕 ◎総務部長(石川隆夫君) 昼から歳出に入るということでございますけれども、ちょっと説明に入ります前に、午前中の説明の中で、どうも誤って説明をしているところがございますので、申しわけございませんが、訂正をお願いをいたしたいと思います。国庫支出金の関係で、11ページでございますが、小学校補助金の中で、04の屋外教育環境整備事業費補助金のところの説明で、一中の屋上のフェンスの補修事業に係る補助金というようなことを申し上げたと思いますが、これは間違いでございまして、十神小学校の校庭整備の事業費に係る補助金でございますので、誤って説明をしておりました。申しわけございませんが、訂正方よろしくお願いをいたします。 それでは、済みませんが、17ページからお願いをしたいと思います。17ページからは歳出についてでございます。この歳出でございますけれども、各目的別に人件費の関係の補正がのせております。この人件費につきましては、職員の退職、採用あるいは異動、それから特別会計との転出とか転入等の異動によりまして、それぞれの増減を今回それぞれの科目で計上しておるというものでございます。これにつきましては、一応この事項別明細書での説明は省略させていただきまして、最後の給与費の明細書の方でまとめて説明をいたしますので、よろしくお願いをしたいと思います。 17ページの議会費でございますが、説明を省略させていただきます。 18ページをお願いをいたします。秘書課一般管理費でございますが、需用費30万円減額しております。これは食糧費でございます。現計予算が90万円のところを30万円減額したものでございます。細目2の総務課一般管理費の中で、11の需用費100万円でございますが、印刷製本費でございます。これは個人情報の保護事務、それから情報公開事務の手引書を印刷するというものでございます。12の役務費200万円につきましては、通信運搬費の不足分を計上させてもらっております。それから、その下の工事請負費が235万2,000円計上しておりますが、これは電話交換台を市民会館から本庁の1階の玄関口横の事務室に移設をするというものでございます。それから、03の人事課一般管理費につきましては、説明を省略いたします。 19ページをお願いをいたします。人事管理費でございますが、その中で07の賃金で34万9,000円計上しておりますが、これは臨時雇い賃金、これは産前休暇に対するものでございます。臨時雇いの賃金が1,200万円余りになるというものでございます。 それから、文書広報費、03細目広報公聴費でございますが、印刷製本費100万円計上しております。これは広報紙の印刷代でございます。ページ数の増ということによりまして、今回100万円の追加をお願いするというものでございます。これによりまして現計予算が880万円になるというものでございます。 20ページをお願いをいたします。06目の財産管理費でございますが、工事費に1,000万円を計上しております。これは行革関連でございまして、農集と下水道の合併を図るというものでございまして、この事務室を2号館の1階に持ってくるという予定にしております。そのために農林課と農業委員会を現在の下水道の課のある場所でございます。それから、商工観光課を現在の農業集落推進室の事務所の方へ移設をするという予定を立てておりまして、2号館の改造とか下水道の非常備警報装置の移設、こういったこと、それとそのほかに中庭駐車場の、いわゆる駐車場のライン引きの関係で、ちょっと別なラインを引いていくという考えをしているところでございます。駐車場の位置を変えるというようなことで、こういったようなことを合わせまして1,000万円を計上したところでございます。 9目の諸費でございますが、総務課諸費は防犯灯設置補助金でございます。これは8灯の追加でございます。税務課諸費で償還金利子及び割引料で580万2,000円でございますが、市税過誤納還付金403万円でございますが、これは法人市民税の還付によるものでございます。現在5,000万円計上しておりますので、合わせまして5,403万円の現計予算ということになろうかと思っております。それから、国県支出金の精算還付金が177万2,000円でございます。これは国庫補助金等への返還金でございます。 21ページをお願いをしたいと思います。21ページの02目の賦課徴収費でございますが、前納報奨金を59万2,000円計上しております。これは確定によると、現在1000分の3の前納報奨金の割合を出しているわけでございますが、市民税、固定資産税、確定をいたしましたので59万2,000円でございます。現計予算額が800万円余りということになっております。 22ページ、23ページ、24ページ、25ページにつきましては、それぞれ事業の確定見込み等とか人件費でございますので、説明を省略さしていただきます。 26ページをお願いをいたします。3款の民生費でございます。01目の社会福祉総務費でございますが、その中の19の負担金補助及び交付金でございますが、私立保育園の増築事業費補助金250万円を計上しております。これはふたば保育園の増築事業費の補助金でございまして、ふたば保育園に子育て支援センターを増築するというものでございまして、それに対する補助金でございます。それから、20の扶助費が12万円ほど上げておりますが、これは外国人の高齢者、いわゆる年金等の支給対象を外れている70歳以上の外国人に対する手当、1カ月1万円の手当を出すというものでございます。1人増加して6人になったというものでございます。それから、その下の補償補てん及び賠償金の26万6,000円については、ワークセンター福祉工場の関係でございます。それから、特別会計の繰出金でございますが、107万7,000円、これは国民健康保険事業会計への繰出金でございます。 それから、27ページをお願いをしたいと思いますが、27ページの一番上の扶助費でございますが、知的障害者の福祉施設措置費が280万3,000円追加になっております。これは梨の木園の措置者が3人ふえて34人になったことや、あるいは医療費の増というようなことがございまして、280万3,000円の増額ということになっております。 それから、福祉医療費の関係でございますが、福祉医療費の給付費が1,565万8,000円ほど今回増額をお願いをしております。これにつきましても件数及び医療費の増というものでございます。 老人福祉総務費でございますが、13の委託料で1,253万5,000円、老人デイサービスミニ事業委託料でございます。これも増額をしております。これは単価改定及び事業量の伸びというようなことでございます。この老人デイサービスの運営事業費は現計予算が9,700万円余りということになっております。20の扶助費で500万9,000円でございますが、老人短期の入所措置費でございます。これも入所見込み回数がふえたというようなことでございます。現計見込み額が1,400万円ぐらいになっております。 細目10の地域改善対策費でございますが、普通自動車の運転訓練委託料、これは1人ふえたためでございます。 老人医療総務費の関係では、受診件数がふえまして、手数料が35万円の増となっております。 28ページをお願いをいたします。28の繰出金でございますが、1,855万6,000円の追加となっております。これは老人保健特別会計への繰出金でございます。医療費の増というものでございます。現計予算は2億2,200万円余りとなっております。 国民年金費と、それからその下の老人福祉施設運営費につきましては説明を省略いたします。 29ページの隣保館費と老人福祉センター運営費につきましても説明を省略さしていただきます。 30ページをお願いをいたします。児童福祉費でございますが、細目1の児童福祉総務費でございます。1,678万8,000円の補正をお願いするものでございます。これは少子化対策臨時特例交付金によりまして、少子化対策の諸事業を実施するというものでございまして、全額国庫支出金によって賄うものでございます。この児童福祉総務費の主なものでございますが、エンゼルプラン作成のための費用が108万円、それから施設の整備工事等が1,283万円、器具費購入などが76万5,000円ということになっております。 31ページをお願いをいたします。保育所運営費でございますが、これは私立の保育所への委託料でございます。確定額をもとに今回補正をお願いをしておるというものでございます。ふえましたのは措置費の増もございますが、措置児童がふえたということで、今回補正をお願いをしたというものでございます。 市立保育所の総務費でございますが、その中の07の賃金で455万4,000円計上しております。これは産休、育休合わせて3人分の臨時雇いを今回計上させていただいております。なお、この賃金の現計予算は5,031万4,000円となっております。 それから、母子福祉費の扶助費でございますが、母子医療費が30万円増加しております。医療費の増でございます。 それから、32ページをお願いをいたします。32ページは生活保護費の関係の人件費でございますので説明を省略いたします。 33ページをお願いをいたします。33ページの保健総務費の中の細目04の地域保健推進特別事業費でございます。これにつきましても全額国庫補助金によって賄われるものでございますが、地域保健推進特別事業の内示額の通知に基づきまして事業計画の見直しを行ったというものでございます。 34ページをお願いをいたします。34ページの中ほどの伝染病予防費でございますが、医師賃金の関係で14万円追加をしております。日本脳炎とか風疹、3種混合等に対する医師賃金が確定をいたしましたので、今回追加をするというものでございます。総額が210万円というふうになっております。 35ページをお願いをいたします。35ページの2目で細目02のごみ減量化資源化推進費でございますが、今回300万円追加しております。資源ごみの再生処理委託料ということでございます。これはプラスチック等の分別収集量の増によるものでございます。今回300万円を追加いたしまして、この資源ごみの再生処理の委託料は現計予算が1,600万円となっております。埋立処分地等の運営費につきましては、修繕料12万1,000円でございます。それから、中海干拓地の土地改良施設の維持費が確定をいたしまして、13万3,000円ほど減額さしてもらっております。 36ページでございますが、36ページは説明を省略さしていただきます。 それから、37ページでございますが、一番上の農業委員会費の旅費でございますが、研修旅費の関係で43万3,000円ほど追加をさせていただいております。 2農業年金費とか農業総務費につきましては人件費等でございますので説明を省略さしていただきます。 38ページをお願いをいたします。3目の農業振興費でございます。上から3行目ですが、負担金補助及び交付金でございます。21万2,000円、これは安来市の農業祭りの負担金の増額を今回お願いするものでございます。密陽から5名ほど安来市に招いたというようなことで、農業祭りの負担金を今回追加をお願いをするというものでございます。ちなみに総額が221万2,000円ということになっております。 それから、5目の農地費の関係でございますが、この中で一番下の工事請負費、土地改良施設整備工事費79万4,000円でございます。これは農業水路の改良工事でございます。九重町の山下用水路外1カ所の工事請負費でございます。 39ページをお願いをいたします。19の負担金補助及び交付金でございますが、まず06の島根県土地改良事業団体連合会の特別負担金9万5,000円でございますが、これは農業災害に対します申請に係るものでございます。それから、12の能義第1地区の県営担い手育成基盤整備事業、それから今村地区の農業用河川工作物応急対策事業、それから穂日島地区の県営畑地帯総合整備事業費負担金、県営ふるさと農道整備事業負担金、これらすべて県事業費の負担金でございまして、今回確定によりまして補正をお願いをするというものでございます。一応12月までに約70%の予算を確保しておりまして、確定によりまして約30%の追加負担を今回計上したというものでございます。それから、その下の償還金利子及び割引料でございますが、595万3,000円、農林漁業資金の償還金でございます。これは平成10年度借入分につきまして、まだ予算計上しておりませんで、平成10年度借入分に係る農林漁業資金の元利償還分でございます。ちなみにこの償還金の額が現計が2億2,800万円余りということになっております。 それから、土地改良事業費でございますが、これにつきましては200万円の減をしております。補正額200万円の減額をしております。これは土地改良事業で行う予定であったものを道路新設改良事業へ予算を振り替えたということでございまして、この土木課の土地改良事業費から200万円を減額するというものでございます。 40ページをお願いをいたします。40ページの細目の04の基盤整備促進事業費でございますが、これにつきましては赤江地区の農道整備事業費でございます。科目の振り替えを行わさしていただいたというものでございます。設計委託料としまして工事請負費の方に振り分けたというのが主なものでございます。 それから、細目05のなかうみ農村公園整備事業でございますが、これにつきましては予算説明資料をごらんいただきたいと思いますが、4ページに中海農村公園整備事業の概要というものを載せておるものでございます。この中海農村公園整備事業でございますが、この目的でございますけれども、将来中海干拓地県立ふれあい公園に設置を予定している環境に優しいエネルギーとしての風力発電の基礎データを収集し、調査検討するため、中海農村公園内に風車の設置場所を提供し、農村公園と一体的な整備を図るというものでございます。なお、面積は4,226.08平米でございます。事業費でございますが、2,219万6,000円ということでございます。内訳は、調査測量費、用地買収費、研修費、こういったものでございます。事業の委託先につきましては、安来市土地開発公社ということにしているものでございます。 続きまして、42ページから43ページにつきまして、42ページは説明を省略さしていただきます。43ページをお願いをいたしたいと思います。43ページにつきましては、02目の道路維持費の関係でございますが、一番下の15工事請負費でございますが、300万円計上さしていただいております。市内一円の道路舗装の修繕を行うというものでございます。現計予算が今回の追加で1,500万円ということになっております。 44ページをお願いをいたします。道路新設改良費でございますが、一番上の工事請負費190万円でございますが、これがいわゆる先ほど来申し上げております土地改良事業からの振り替え事業でございます。具体的に言いますと、小原1号線でございまして、道路工事請負費190万円をここで計上さしていただいたというものでございます。その下の飯島荒島線道路改良事業につきましては科目の振り替えでございます。 それから、4目の橋梁維持費の関係でございますが、15工事請負費といたしまして630万円計上させていただいております。一中の横の吉田川にかかります木の橋でございますが、高庭堤防橋修繕工事というものでございまして、630万円を今回補正をお願いをしているというものでございます。 45ページをお願いをいたします。1目の住宅管理費の関係でございますが、11の需用費で300万円修繕料を計上しております。この300万円でございますが、内代の住宅建てかえに伴う仮設住宅を15戸用意しておるわけでございますが、この仮設住宅の修繕でございまして、主に床の張りかえをお願いをするというものでございます。 それから、その下の住宅建設費でございますが、住宅建設事業費につきましては、さっき起債の関係で多少説明をしておりましたけれども、市営住宅の団地建てかえ事業に伴うものでございまして、まず1点目が設計をプロポーザル方式を考えておりましたが、これを随意契約に変更したため、報償費あるいは審査料が不要になっております。それから、当初建てかえ計画戸数は30戸であったわけでございますが、法的な問題等の協議によりまして40戸まで建てかえが可能となりまして、10戸分についての委託料の変更をお願いするというものでございます。 46ページは説明を省略いたします。 47ページをお願いをいたします。都市計画総務費でございます。13の委託料で195万6,000円計上しております。まず03の都市計画図作成委託料95万6,000円でございますが、これは5年に1回県の都市計画図の修正がございますが、それに合わせまして隣の地区の計画図を作成するというものでございまして、2500分の1の図面の作成の委託をお願いをするというものでございます。要するに、県の事業に乗っかってエリアの図化をする、その地域の図化をするというものでございます。それから、04のサイン計画の業務委託料100万円でございますが、これは基本調査を委託するというものでございまして、交通案内板とかあるいは看板が市内のどこに必要であるかなどの基本調査をコンサルに委託するというものでございます。 それから、その次の02の特別会計繰出金で、下水道事業特別会計の繰出金を1,569万8,000円減額しております。この主な要因でございますが、下水道会計におきまして消費税の還付が2,000万円余りございまして、それに伴いまして一般会計への繰出金を減額さしていただいたというものでございます。 3目の公園費に入らしていただきますが、細目1の都市公園管理費でございます。13の委託料の中で、04の公園等緑地維持管理委託料84万円を計上させていただいております。これはシルバー人材センターへ委託をお願いするものでございまして、ふれあい公園、十神山、市民広場等の樹木の枝打ちをお願いをするということにしておるものでございます。15の工事請負費の中で、05の安来公園施設整備工事請負費100万円計上しております。これは少子化対策の一環で行うものでございまして、安来公園内に滑り台を設置をするというものでございます。 細目02の地域スポーツリフレッシュ事業でございますが、今回985万5,000円ほど追加をお願いをしております。予算の説明資料5ページにその概要を載せておりますが、平成12年度におきまして野球場の改築を予定をしておるところでございまして、それに先立ちまして今回実施事業の追加をお願いをするというものでございます。具体的に申し上げますと、スポーツリフレッシュ事業といたしまして起債事業として安来の野球場を改築するというものでございます。内容につきまして以下記入をしておりますので、ごらんをいただきたいというふうに考えております。 48ページをお願いをいたします。9款の消防費でございますが、非常備消防費でございます。報償費が84万5,000円減額しております。これは退職団員の報償金というものでございまして、当初30人の消防団員が退職するという予定を立てておりましたが、20人ということで、退職団員が少なかったため減額さしていただくというものでございます。備品購入費が109万8,000円ほど計上しております。これは無線機2台、それから消防ホース等の購入を行うというものでございます。 49ページをお願いをいたします。49ページの03目の国際交流教育事業費でございますが、報酬が4万7,000円ありますが、この4万7,000円につきましては、AETの雇用期間が重複して雇用している期間があったために、今回4万7,000円の報酬の追加をお願いをしたというものでございます。 50ページをお願いをいたします。学校管理費の関係でございますが、学校管理費の関係は入札等による不用額というものでございます。あと人件費が載っております。 それから、教育振興費でございますが、島田小学校のバス通学の補助金23万2,000円でございます。285万4,000円ほど計上しておりましたが、算定誤り等がございまして、今回23万2,000円の追加をお願いをさしていただくというものでございます。 51ページをお願いをいたします。中学校の体育大会の派遣費補助金89万6,000円でございます。これは中学校総体とか駅伝、そういったものに対します中学生の参加補助でございます。実績に基づく今回は補助金の補正というものでございます。今まで50万円計上しておりますもので、合わせまして中学校の体育大会の派遣関係では139万6,000円ということになっております。 幼稚園費につきましては説明を省略さしていただきます。 52ページ、53ページも説明を省略さしていただきます。 54ページをお願いをいたします。54ページの11目の和鋼博物館費のところでございますが、財源の更正をしております。その他で1,100万円組みまして、一般財源の100万円を落としております。松江広域行政組合の財源の振り替え等でございます。によって財源振り替えをしたものでございます。 55ページをお願いをいたします。保健体育総務費でございますが、この中で13の委託料が146万2,000円ほど計上しております。体育文化振興財団への委託料でございます。賃金とか産休、育休代替えの賃金等や、あるいは修繕料の増額といったようなことでございまして、委託料をふやしております。なお、この委託料につきましては、今回の補正でトータルが、現計予算が1億119万6,000円ということになっております。 56ページをお願いをいたします。56ページにつきましては、農業用施設の災害復旧費でございます。補正額は241万円でございます。これは農地1カ所、農業施設が2カ所でございます。6月28日から30日までの梅雨前線による災害復旧の関係でございます。 57ページでございますが、57ページも6月28日から6月30日の梅雨前線でございます。これは公共土木施設ということでございまして、道路2カ所の災害復旧に係るものをのせております。 58ページをお願いをいたします。58ページは中学校の施設災害復旧費でございます。これも先ほど申し上げておりましたが、一中の屋上フェンスの復旧工事でございます。300万円の事業費をのせております。 続きまして、12款の公債費でございますが、元金を1億672万5,000円を計上させていただいております。これは歳入の方でも多少説明をいたしましたが、地域総合整備資金の貸付事業の繰上償還でございます。いわゆる地ビールの倒産に伴うものでございまして、融資額の残額を繰上償還をしていくというものでございます。繰上償還先は山陰合同銀行でございます。 続きまして、以上で事項別明細書についての説明を終わらせていただきます。 次に、給与費の明細書について御説明を申し上げます。 まず、59ページでございますが、59ページにつきましては特別職についての補正前、補正後の比較でございます。簡単に説明をいたしますと、まず報酬の方で括弧書きで12万6,000円ほど出ております。これは隣保館の運営委員とか英語指導助手の重複の報酬とか、あるいは勤労青少年ホーム等の嘱託の報酬でございます。括弧書きの嘱託の報酬が12万6,000円ほどふえたと、今回の予算でふえております。 それから、給与費の中で、その他のところでございますが、12万円ほど減となっております。これにつきましては、特別職の関係で助役の通勤手当が12万円ほど落ちたというものでございます。当初は、植田からの通勤手当を予定をしておりましたが、これが今度の福田助役の関係は通勤手当を支給しておりませんので、その関係で12万円の減となったというものでございます。 一応59ページを終わらしていただきまして、60ページをお願いをいたします。60ページにつきましてでございますが、まず総括の中で職員数が補正前は299名でございましたが、補正後は296名ということで3名ほど減となっております。 それから、給料の関係でございますが、4,039万1,000円ほど落ちております。職員手当は650万6,000円ほどふえております。共済費が1,216万7,000円の減、合わせまして一般職の関係では4,605万2,000円ほどの減額ということでございまして、それぞれ各課ごとにこの内訳をそれぞれ今回補正をさしていただいたというものでございます。特にその下の枠に職員手当の内訳というものでございますが、この職員手当の内訳の中身をここに書いております。特にこの中で問題となるといいますか、説明をいたしたいと思いますのは、時間外勤務手当が2,950万円、今回増額の補正をお願いをしておるという点でございます。あと期末手当とか勤勉手当、こういったものにつきましては、全般的にちょっと減額ということになったものでございます。 61ページをお願いをいたしたいと思いますが、この61ページは給料と職員手当の増減の内訳といいますか、その内容についての説明をしたものでございます。給料関係で4,039万1,000円、給料が減っておるわけでございますが、この減った理由でございますけれども、採用の関係で採用が451万3,000円ふえております。ことしの7月に3名ほど新規採用を行っておりまして、この新規採用にかかわる給料の増額分が451万3,000円でございます。それから、その横に退職ということで5,089万円を計上しておりますが、4月の退職者が3月末時点の退職者が6名ほどございました。それから、8月に1名、それから7月に1名、合わせまして8人、当初予算に計上した中で退職者があったというものでございます。その関係で5,089万円ほどの減があったというものでございます。それから、その下の転入で5,418万6,000円でございますが、この転入と申しますのは特別会計、例えば水道とか下水道とか農集とか、そういった特別会計からの一般会計への転入してきた職員というものでございまして、この関係が11名ほどございました。それから、逆に転出というのが9人ほどございまして、これは一般会計から特別会計の職員の方に異動したというものでございます。これが9人ほどございまして、3,451万4,000円の減というものでございます。それから、その他が1,368万6,000円ほど減となっておりますが、これは育児休業者が5名ほどおりまして、育児休業者への給料の支払いはやりませんので、その分だけ給料が落ちたというものでございます。 次の職員手当でございますが、その他の増減分で650万6,000円ほどふえております。内訳の中で扶養手当が19万2,000円の増でございますが、期末手当が1,589万8,000円、勤勉手当が553万8,000円ですか、寒冷地手当が13万円でございます。次に、時間外勤務手当が2,950万円の増額と、ふえておるということでございます。この時間外勤務手当でございますが、当初時間外勤務手当につきましては、4,750万円ほど当初予算で計上をしております。4,750万円は一応職員の給与費の約4%を時間外ということで見込みまして、4,750万円計上したところでございます。今回2,950万円を追加計上いたしますので、時間外の総予算が7,700万円になるというものでございます。 ちなみに、平成10年度の時間外勤務手当の総額が6,561万円でございまして、それと比較いたしますと約17%時間外がふえているというふうに考えているところでございます。この理由でございますが、ISO関係とか県会議員の選挙あるいは45周年イベント事業、それからバス事業等の関係、それとか欠員不補充による時間外の増と、こういったようなことが考えられるのではないかという気がしております。ちなみに、この時間外を1人頭に計算をいたしますと、大体年間26万円ということでございます。時間数に直しますと1カ月1人当たり7時間から8時間の残業時間になるというふうに考えているところでございます。次に、特殊勤務手当が192万円ほど減っておりますが、これにつきましては保育所の特殊勤務手当とか、あるいは老人ホームの特殊勤務手当、運転手手当等の特殊勤務手当をことしの4月から廃止をいたしましたので、その関係で192万円ほど減額になったということでございます。そのほか通勤手当が61万4,000円の減、住居手当は91万4,000円ほど逆にふえておるというものでございます。 以上、雑駁な説明でおわかりにくい点もあろうかと思いますが、説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 予算の数字の分は後でいいと思いますが、説明資料第87号平成11年度の、この説明の文言がちょっとおかしいんじゃないかと思うんですが、目的というところにありまして、「将来島田干拓地県立ふれあい公園の設置を予定している環境にやさしいエネルギーとしての風力発電の基礎データを収集し調査検討するため」というふうに書いてありますが、私は9月の市長に一般質問をしましたときには、島田はあくまでも構想の中であると、そのように答弁されましたし、島田の干拓地、県立のところにこのふれあい公園に安来市がやるなんてことはまだ決まってないと私は思いますが、この文言をどうした意味で書いておられるのか御説明お願いします。 ○議長(広野糺君) 平井経済部長。 ◎経済部長(平井重俊君) 6番の丸山議員さんの御質問にお答えしたいと思います。 御承知のようにというですか、おっしゃいますように9月議会では市長の方から島田干拓地については将来構想として考えておるということでございます。9月議会前に、8月になろうと思いますけれども、将来構想として島田干拓地に風車をする、設置するということになれば、一つの基礎データをヤコブ社の方から風車をつくって提供しようということでございます。しかしながら、用地についてはあくまでも市の用地を借用するんだという協議の中で、今回この福井地内での風力発電についての予算計上をさしていただいております。 文言としては、調査検討するということがちょっとおかしいのかちょっとわかりませんけれども、基本的な考え方はそういうことでございまして、いずれ詳しいことは明日の全協でつぶさに御説明をさしていただきたいというぐあいに思っております。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 議会で市長が構想の段階であると言っとって、これをふっと受け取ってしまったら、もう何ですか、言いたいときになぜ言わなかったですかというのに決まってるじゃないですか。これ僕らが説明を受けたのは、福井のところの50坪の土地を提供したら20年間そこに貸してくれと、出してくれということで、どうですかと市長が声がありまして、50坪ぐらいならそういうふうにやって、データを出してもらうなら結構ですというところまでは聞きましたが、部長の今の話聞くと、何だか議員はおってもおらんでもいいようなことを言っとらんですか。結局、決まってないことをこんな文章を書いてもらって、将来島田干拓、県立ふれあい公園に設置を予定してるなんてことを県に回ったら、県は待ってましたというて、これ安来市のもんの公認してしまいますよ、維持費なんかどうするんですか。この文章は撤回していただきたいと思います。いかがでしょうか、御答弁お願いします。 ○議長(広野糺君) 平井経済部長。 ◎経済部長(平井重俊君) 9月には、先ほど言いましたように将来構想としてあそこの干拓地を予定しておるんだということでございまして、それが決まったということでなくて、当面はあくまでも福井町の、仮称でありますけれどもなかうみ公園の中の一角に風力発電機を設置するんだということの中で、こうした文章を書かしていただいたということでございます。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) どうせ一般質問でやらにゃいけないことですけども、いいですか、県立のところになぜ安来市がやるということを、こんな早まったことを書かんでも、県にお願いして、県がやる施設をつくるのをデータをとってやるぐらいの気持ちで安来市がかかった方がいいんじゃないかと言ってるんですよ。こういう文書を出してしまいますと、公の文書だったら、本当に危険ですよ。これ県が喜びますよ、安来市さん、頑張ってやってくれって。私は、この文書はお返しします。見なかったことにします。ひとつこういう勝手な文書を出してもらったら困りますからね。ほかの議員さんどう思われるかわかりませんが、私はこの文書は違っておると思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 6番丸山議員さんの御質問にお答えします。 この目的は、構想の域を出てないわけでありまして、まだ県とも協議もしておりませんし、県がこの島田のふれあい公園の中へ設置するとか、安来市が設置するとかそういう話はまだ出ておりません。福井団地に風力発電施設をつくる目的は、設置していただく目的は、ここに書いてありますようにデータの収集という目的でありまして、その目的を達成するためには将来どういった構想があるかという道筋を言ってるだけでありまして、まだ構想の段階でございますので、これで決定したというわけではございません。 以上です。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 市長さんのおっしゃるのはよくわかりますが、文書というのは、このまま残ってしまうんですよ。だから、そういう説明のいくようなこの目的の文章に文言を変えてもらった方が後々公文書として残るんだから、私はこうして言っとるわけでありまして、あくまでも構想の段階であると、これは9月議会も言われましたし、市長さんの訂正をされる必要ない、そのとおりのことだと思います。ぜひこの文章の、議会が終わるまでに私は違った文章にやっていただきたい、そう思います。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 何度もお話しいたしますけれど、まだこれは構想の段階でありまして、この文章において物事が決定するということではございません。福井団地なかうみ農村公園にこういった施設を建てるためには、こういった目的が、先にはどういうものがあるということを提示しないと、やはり理解はできないというふうに思っております。訂正はいたしません。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 訂正は、それじゃあ要りませんから、どこかにあくまでも構想の段階であるという文字を入れていただければ結構です。 ○議長(広野糺君) 16番山根良雄議員。 ◆16番(山根良雄君) 今、(仮称)なかうみ農村公園整備事業に関連しての質疑がありましたんで、関連して若干視点を変えて見解をお尋ねをしておきたいと思いますけれども、先ほど市長からもございましたように、この構想なり考え方につきましては、議懇の中でも承っておりますし、一定の理解はしておるつもりでございますが、きょうのこの議案説明の中で、いわばこのなかうみ農村公園整備事業という形で出たのは初めてでないかというふうに思うんですね。用地買収費1,600万円余を含めて、かなり膨大な投資を前提にした考え方が提起されておるわけであります。この点につきましては、執行部のお考え、今まで再三聞いておりますから一定の理解はいたしておりますけれども、当面の対応としてはヤコブ社の風力発電による風況精査というものが第一義的な目的であろうというふうに認識をしておるわけですね。そうしますと、それにかかわる土地というのは、せいぜい250平米かそんなとこでいいんじゃないかというふうに私は認識しておったんですけれども、この機会に約4,000平米余りの用地買収を同時に図って公園の整備をやっていくという考え方につきましては、一つの考え方としては受けとめますけれども、この段階であえてこれだけの投資をして土地を確保しなきゃならんのかどうか、この点については、きょう午前中にも質疑がありますように、財政逼迫の折、市民の皆さんに、いわば負担を強いるような状況まで追い込まれておる、そういう中にあって、可及的速やかにこの投資をしなきゃならん課題であるとかどうかという点、私若干疑問に思うわけでありますね。この点について、まず考え方を再度お聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(広野糺君) 9番遠藤孝議員。 ◆9番(遠藤孝君) 私の聞きたいことを今山根議員が大半はおっしゃっていただきましたので、お答えいただきたいと思いますけれども、議懇の中では、今山根議員もおっしゃったように、こういう大きい面積ではなくて、大体1,000平米、2,000平米という中の説明だったろうと思っております。これだけのものが公園として整備しようという、その計画になる、それまでに至った経緯も含めて説明していただければ理解しやすいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 16番山根議員さん並びに9番遠藤議員さんの御質問にお答えいたします。 当初は、50坪程度の土地を提供してくれないかというヤコブ社の申し入れがございました。これは、建設事業費についてはすべて社が持つということで、安来市は50坪の土地を貸与するということでございました。その反面、風力精査というデータというのは安来市に無償で提供するという条件がありましたので、これは私は一つのチャンスだと思いまして、そういった申し入れを承諾したわけであります。このチャンスにおいて、この風力発電機というものを来世紀の新しいエネルギーという位置づけで子供たちに教材として見せてはどうかということを発想いたしまして、ならば50坪程度ではなくて、きちんとした公園として整備して教材として活用していこうという考え方に基づきまして、これは仮称でございますけれども、なかうみ農村公園整備事業ということで立ち上げたわけであります。 以上です。 ○議長(広野糺君) 16番山根良雄議員。 ◆16番(山根良雄君) 説明をいただきましたけれども、確かに一つの考え方として受けとめはできようかと思っておりますが、私は再度御質問申し上げますけれども、今この時期にただちにやらなきゃならんのかという点が1つですね。 それからもう一つは、教材という視点でありますが、これはかねがね市長もおっしゃっておりますように、干拓地の方の構想についてもそういう考え方が根っこにあると思うんですよ。そうしますと、2カ所そういうものを持つべき必要性があるのかどうかという点も一つは考えなきゃいかんだろうということが2つ目であります。 もう一つは、今総合計画等々で関連してまちづくり委員会等々もあるわけでありますけれども、これらの委員会の検討経緯がどういう実情にあるのか私も承知いたしておりませんが、やはりこれだけの構想であるとすれば、総合計画等々の整合性も私は持つべきであろうというふうに考えるわけでありますけども、その点についての見解を再度お尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 議員さんの再質問にお答えいたします。 この島田干拓地のふれあい公園は、平成15年あるいは16年を目途に完成ということを聞いておりまして、鋭意、過去平成7年までは安来市と県との中で曲がりなりにも協議会というものはございました。そういった中で、平成7年にその協議会が中断いたしまして、それから話が進んでおりません。ことしになってから、将来こういったふれあい公園というものを、県の一つの施設ですから安来市にもやっぱり県の施設はあるべきであろうと思いますし、人が集積する拠点として、このふれあい公園というものは、安来市自体もきちんと考えていかなければいけないというふうに私は認識しております。そんな中で、平成15年か16年に完成ということになってきますと、今からきちんと計画を立ち上げないと間に合わないというふうに私は感じております。 そこで、何をコンセプトにしてこのふれあい公園をつくり上げていくかという点でございますけれども、この島田干拓地全体を未来型の農地ということで、コンセプトで向かっております。そういった中で風力発電という構想が出たわけなんですけれども、その新エネルギーについて本来ならば当自治体が、安来市が前段として風力精査から始めていかなければならない、またどこかでこういった建設費を計画していかなければいけない中でかなりの持ち出しがあるわけなんですけれども、その部分がヤコブ社の提供によりまして大分削減できると、これは一つのチャンスであるというふうに私は思っておりました。このヤコブ社の申し入れは、関西地方にモデルとして1基、関東地方にモデルとして1基ということで、安来市さんが断念されれば違うとこへ持っていくということでございましたので、私はこれは一つの時宜を得たものであろうという判断のもとに手を挙げたわけでありまして、御指摘のように財政が苦しい中、これだけの2,000万円という事業費を打ち出すのかという御意見もございますけれども、一つのチャンスを逃してはいけないという判断であります。 また、みずからやるべき、風力精査から始めていきますと、かなりの事業費の持ち出しが出てくるという中で、かなり事業費の面におきましても削減できるというふうに感じておりまして、時期は今一番いいんじゃないだろうかというふうな考え方で構想を練っておるわけであります。 以上です。 ○議長(広野糺君) 16番山根良雄議員。 ◆16番(山根良雄君) 私は、風力発電そのものの取り組み方向については全く異論を持っておりません。そういう前提で御質問しておるわけでありますが、要は、当面はさっきも触れましたように風況精査というものがねらいといいますか目的であり、これをチャンスにしたいということでありますから、その点は理解をしております。 ただ、私が提起いたしておりますのは、この段階でそのための教材的なスペースがこの4,000平米をいきなり確保しておかないとできないのかどうかという点で、やはり市民の皆さんの理解が私は得にくい面も、今のいろんな諸般の情勢から考えるとやはり整理しておかにゃいかんだろう。だから、次の段階としてこういう構想もありますよということで、次のステップとしてやはりこの財政事情等を勘案をして俎上に上げられるという点であれば、私も理解はしやすいというふうに思いますけれども、セットで、と同時に私はあえて触れますのは、なかうみ農村公園ですか、これがどういう機能を持たした公園にしようとされておるのかというのがちょっと不透明なんですね。だから、風力発電を教材にした、そういう意味での公園だという見方もできますし、風力発電を前提にした場合には、いずれ耐用年数もありますから、17年とか20年後にはどうなるかわかんないよ、端的に言いますと。じゃあそのときの公園がどうなるのかという点もある程度考えながら、やはり判断なり決断をすべきものではないかというふうに思うわけでございまして、そういった点では構想としては理解できますけれども、もう少しそのあたりを詰めてからでも遅くないんじゃないかという、私は見解を持ちながらの質問でございまして、これ以上は意見になると思いますんで、意のあるところを酌み取っていただいて、御判断を仰ぎたいと、こういうふうに思います。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) このなかうみ農村公園整備事業というのは、一つずつ考えてみるとどれも余り納得できない、ぴんとこないというような感じがしています。当初からの話で、子供たちに教材として活用したいという、そういう説明があるんだけれども、しかしながらこの事業ということになると農林水産業費の項目に入ってきておりますし、また新しいエネルギー政策としてというふうに考えますと、これは電機会社がやることであって、自治体がここまで踏み込んでやる必要があるのだろうかと、こういうふうに私は思います。 それで、9月議会の丸山議員の質問の中では、単なる展望施設やモニュメントよりはというふうな非常に漠然とした考えのもとにこの構想が発表されておりまして、こう考えていきますと、県立の島田の方のデータを得るのになぜ福井の方ということで、いろいろ議懇の中でも、あるいは9月議会の中でもいろいろと回答はあったわけですけれども、しかし実際に市民の立場に立ってみますと、市民からはこの問題というのは、本当ああそういうことかという納得した方は本当いらっしゃいません。 私が心配しますのに、この時期に、山根議員も触れられましたけれども、これだけのものを計画するというのが結局はこれまでの安来市の箱物行政の延長線上にあるのではないかというふうに私は危惧するわけです。といいますのも、1基が1億5,000万円から2億円というふうに言われるものが実際なかうみというか、島田干拓の県立ふれあい公園で何本も建つということになれば、大変な持ち出しになるわけですよね。それはまた起債によるという格好になれば、今日の安来市の財政状況をいよいよもって、せっかくここまで頑張ってきたものをさらなる破綻状況に追い込むことになるのではないかというふうに私は考えておるわけですけれども、そこら辺いかがでしょうか。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 1番河津議員さんの御質問にお答えいたします。 先ほどから説明しておりますように、まだ構想の段階でありまして、これを当自治体・安来市が最初から、風力精査から始めますとかなりの事業費の持ち出しになります。風力精査した結果、余り風がないということになりますと、この事業全体が全部ポシャってしまうということでございまして、これを決断するに当たりましては、持ち出しがなくしてデータを得たいというところに一番のポイントがございました。持ち出しがないとこですね、事業費を持ち出すということは、風力精査からしていけばかなりの持ち出しになると。 問題は、これだけの土地が必要かということになってきますけれども、せっかくならば将来エネルギーというものをきちんと、我々じゃなくて子供たちが真剣に考えていかなければならない時代になっておりますし、それが原発のああいった事故もございました。原発がいいのか、そうでない自然のエネルギーがいいのか、そういったことをきちんと子供のうちから教材として議論ができるような施設も整備していきたいということも1点あります。それと、福井町地内の皆さん方の公園として活用していただけるであろうということのこの2点、この3点につきまして、風力発電設置ということですね、その3点についてなかうみ農村公園整備事業ということで立ち上げておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 今回は、こういうデータを得るためと言いながらでも、実際にはこれだけのお金をかけたんだから、将来やらなきゃ何のためのお金だったんだというふうなことになってしまうとですね。いよいよもって安来市の、私は財政これからの先、このことによってまた圧迫させていくというふうに非常に危惧をしております。ですから、私はこの事業そのものがやっぱり今の安来市にとってはふさわしくない事業だというふうに思いますし、これだけの二千数百万円というふうなお金を使えば、もっと本当に教育の分野でも福祉の分野でももっと使えるとこがたくさんあるのではないかというふうに申し添えて、質問を終わりたいと思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 風力精査していいデータが出なかった場合には事業は展開いたしません。それで、なぜ福井方面を選んだかと申しますと、一番論田、赤江のあたりが一番風が強いということで、もしここで風力発電の立ち上げができないようなデータが出れば、この事業は初めからなかったというふうなことで判断したいというふうに思っております。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 私、納得いきません。福井でデータが得られたから、じゃあ吉佐で大丈夫だということは言い切れないわけですよ。福井でデータが得られなかったからこの事業はやめようということになると、私は税金のむだ遣いというふうに言わざるを得ないと思ってます。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 福井方面で一番、立っててもわかるんですけども風が強いということで、そこで風力発電という事業が成功しなければ、これは島田干拓地に持っていってもこれはだめであろうというふうに私認識しております。 ただ、その風力発電機は、何度も申しますようにヤコブ社が建てていただくと、データだけはうちがいただくということですから、建設費に関しては全く安来市が持ち出すわけでございません。公園はもちろん残ります。公園は皆さん方の地域のコミュニティーとして使っていただく、なおかつ風力発電機は建ちますので、それは利用させていただいて子供の教材になるということで残っていくというふうに考えております。 ○議長(広野糺君) 9番遠藤孝議員。 ◆9番(遠藤孝君) しつこいようといいますか、私は先ほどの議懇から現在に至るまで4,000平米になった、どういう考え方でなってきたかということについては余り説明がなかったように思いますし、その辺をもう一度お願いしたいですが、これを見ますと委託先、安来市土地開発公社に委託して測量と用地買収をしていくんだと、要するに用地をつくるんだと、農村公園としての、そこまではわかりますが、今市長がおっしゃるように、これを地域の農村公園として活用していくという考えであれば、将来的にこれを農村公園としてどういう整備をしていくんだと。ただ、平らな用地をつくるというだけでは、やはりそういう機能にならないだろうと。片一方に風力発電機が建つと、それは一部分ですので、あとの広大な面積の中をどのようにしてやっていくのかと、そういうことになりますと、今2,200万余りの上にできてから、また安来市が何らかの形で整備していかなければいけない、そして利用しやすいようなものにしていかなければその意図したところにならないと、こう思いますけれども、それは何年かかるかわかりませんが、執行部の考え方は、この風車が建って公園の一応の土地整備ができれば、そのところに対してどのようにこれから、海にも近いですし、また安来市においても一番農業における園芸地帯でもありますので、その辺も踏まえてという考えがあってこのような面積が確保されたのかということも含めて、将来的なことも含めてありましたら説明していただきたいと。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 9番遠藤議員さんの御質問にお答えします。 先ほどから説明いたしておりますように、これだけの面積になったというのは、1つは子供たちに新エネルギーの教材として、もう一つは地域の皆さんの公園としてという2点がございます。 これからの内容につきましては、またあした全協で説明することになっておりますので、また全協の方で詳しく説明さしていただきたいと思いますが、私が構想を打ち出してから、進みぐあいというものは議懇あるいは全協、また3月にもまた全協といったことで、逐次皆さん方に御説明いたしますので、御理解いただきたいと思います。 以上です。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 私は、ISOの認証取得というところで市長にお聞きしたいというふうに思っております。 このISOの導入については、いろいろと今までの間でお話を聞いているところなんですが、地球環境保全への寄与だとか、それから自治体の信頼性、イメージの向上とか、環境意識の地域への普及、そういうふうなことでいろいろあるわけですけれども、この話を市民にしますと、市長みずから率先してクリーンなエネルギーといいますか、あるいは市長が登庁されるのに黒塗りの車であれをやめられたらもうちょっとISOというのがわかるがなというふうなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。確かにそのとおりで、自分は公用車をやめますというふうなことで公約なさって、町長選挙に出て当選なさった方もいらっしゃるわけですけれども、ここら辺の、市長さん、登庁に公用車を、自分はこれから歩いてなり自転車なりとやると、あるいは近いところの会議等、研修等は黒塗りはやめますというようなことをはっきりと言っていただけるかどうか、この点を一つお聞きしたいというふうに思います。 それから、もう一点お聞きしたいと思うんですが、公債費の関係なんですが、尼子ビールにかかわっての繰上償還ということであったんですが、確認のためにお願いしたいですが、一般財源として394万7,000円というのは、これは安来市が利子補給をした分の丸々、丸損するものなのかどうなのか、ここら辺のところをちょっと確認したいというふうに思います。 ○議長(広野糺君) 島田市長。 ◎市長(島田二郎君) 1番河津議員さんの御質問にお答えします。 前段のお話ですけれども、公用車があるまいがなかろうが、私は歩いて通勤することもございますし、車を利用さしていただくこともございます。ですから、私は執着はしておりません。ただ、今の公用車は、黒塗りが悪いのか、いいのかという問題は別問題にいたしまして、10年以上も使っておるものでございます。漸次、これは変えてこれを、過去は市長の公用車は議長さんにおろすということで、随分節約をして安来市は使っております。黒塗りがいいか悪いかという問題は、私は判断できませんけれども、私の考え方としては、公用車があろうがなかろうが、気分がいいときは歩いて通ったりとか、そういうことはしておりますんで、御理解いただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 公債費の関係でございますが、説明資料で書いてある394万7,000円というのは、今回の分の一般財源という意味ではございません。これはトータルした分で一般財源が394万7,000円あるということでございまして、今回の尼子麦酒の関係は一切一般財源の持ち出しというものはないということでございます。たまたま歳入と歳出が差が違っておりますのは、今まで予算が組んであったりなかったりとか、うちの方はうちの方で山陰合同銀行に償還をするわけなんです。それから、尼子麦酒は尼子麦酒で今のふるさと財団の方に償還計画があるわけです。尼子麦酒が借りた分、借りた金額、うちが借りた分と尼子麦酒が借りた分は1億2,100万円で一緒なんですけども、ただ安来市は合銀にこういう形で返します、尼子麦酒はふるさと財団にこういうふうに返します。今まではふるさと財団の方から、尼子麦酒がふるさと財団に返して、ふるさと財団の方から安来の方に金が入ってくるということになってるわけです。そこのところが入る金と出る金とがちょっと金額がぴったりすればちょうど同じような数字が出てきますけども、その辺がちょっとでこでこしておりまして、ただ残金分につきましては、残りの分については1回分は尼子麦酒の方からいただいておりますので、あと残り分は全部繰上償還をしていただくということになっております。それは財団を通しまして、ふるさと財団を通しまして安来市の方に入ってきます。安来市は、それを財源といたしまして山陰合同銀行の方に繰上償還をするということでございまして、元金部分についての持ち出しは一切ありません。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 元金部分はわかったんですが、私が無知かもしれませんが、利子補給している部分というのを聞いたことがあるんですが、安来市はこの関係では一切持ち出しはないということですか。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 利子補給はまた別として、利子補給は安来市がそういった格好で企業を支援していくという趣旨の資金でございまして、利子補給はしております、利子補給は。利子補給分については市の持ち出しでございます。もちろん、それにつきましては交付税措置とか、そういった格好で財源の補てんもあるということで安来市もやってきた経過がございますけれども、今後この利子補給についての取り扱いですね、交付税の取り扱はずっとあるんではないかなというふうに思っておりますけれども、実際これで繰上償還してしまいますと利子も全部払ってしまうような格好に済みますから、すべてこれで終わるということになります。ただ、交付税上の支援措置は、まだこれは予定どおりあるんではないかなというふうに思っております。 ○議長(広野糺君) 1番河津清議員。 ◆1番(河津清君) 後で結構ですから、安来市が尼子麦酒に利子補給した額がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(広野糺君) 18番清山薫議員。 ◆18番(清山薫君) 利子補給はあるはずだという回答を、たしか一番初めこれ提起されたときに、たしか私聞いたと思っております。したがって、安来市は全然この関係で損得は関係ないと、したがってその財団が中心になってやるんだという私は答えをもらったような気がしておりますが、もう一回議事録を調べてはっきりさせたいと思いますので。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 今回の倒産によります安来市の持ち出しというものはないということでございまして、当初から利子補給については市の持ち出しがあるということは、当然そういうことでやっておったわけでございます。 ○議長(広野糺君) 18番清山薫議員。 ◆18番(清山薫君) それは間違いないですかいね。安来市が利子は持ち出しして、何ぼ交付税で返ってくるかわからんて、そういう答えだったですかいね。確認しておきます。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 利息分につきましては、市が負担をするということでございまして、その利息分につきましては交付税措置があるということで、これはもうはっきりしております。交付税措置が、何%ということはわかりませんが、半分、五十何%あるんじゃない……            (「75%」と呼ぶ者あり) 失礼いたしました。4分の3。75%の利子補給があるということでございます。 ○議長(広野糺君) 8番藤原議員。 ◆8番(藤原常義君) 別件ですけれども、9月で学校の遊具関係を少子化対策事業の中で整備をされて、残り半分については12月までに整理をしてやりたいというふうな答弁が総務部長の答弁書の中に載っておりますけれども、今回その関係が、例えば安来公園の滑り台の設置が100万円なのか、あとの残った金額はどうされようとしておるのか、まだいまだ整備がついていないのかどうなのか、この点について答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(広野糺君) 本司市民生活部長。 ◎市民生活部長(本司慎一君) 藤原議員さんの少子化対策臨時特別交付金についてお答えをいたします。 これは総額3,544万8,000円ということでございまして、9月に1,570万円補正をさせていただきました。今回1,778万8,000円ですから、200万円残っておるわけでございますが、これは放課後児童対策という含みを持って残しておるところでございます。 今回は1,778万8,000円、これにつきましては保育所施設の整備に1,489万8,000円、トータルでございます。どこに幾らということは積み上げておりますけれども、箇所は御勘弁をいただきたいと思います。それから、エンゼルプランですね、これを9月にも40万円つけさせていただきましたけれども、今回108万円、これはアンケート調査を実施をしましたり、ワーキングスタッフの立ち上げをやりましたりするようにしております。それから、公園の遊具の整備費ということで児童遊園と、それから安来公園の整備を予定しておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(広野糺君) 6番丸山英司議員。 ◆6番(丸山英司君) 石川部長にお聞きしますが、私6月議会で相当手当のことで話ししまして、特に時間外手当のことですね、大分質問しましたけど、部長はなるべくならないように努力しますというようなことを聞きましたが、平成10年度に6,500万円ちょっとですね、61万円ぐらいあった分が、今回は1,200万円ぐらいまたふえてるということですね。午前中もいろいろありました、諸手当、手数料の値上げとか、あるいは幼稚園の分上げるとか、大変なせこい話をしながら、ここでは気持ちよく1,200万円出とると、去年よりね。どういうことか聞けば、45周年のああいうことをしたから時間外手当がふえたんだということだったら、あんまりむだなことをしちゃいけないし、1人が26万円ほど、約ね、26万円もらってると、先ほど答弁されましたが、大変な高い金額であるのに今後時間外手当に対してどのように考えておられるのか、御説明お願いします。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) 確かに6月議会でそういったようなことを言ったと思っております。12月になりまして時間外手当がこのようにふえたという点につきましては、私も深刻に考えているところでございます。 ただ、言いわけがましいことを言ってまことに申しわけございませんが、特に今年度の場合、こういった事業関係で、なぜふえたかということの理由をこういった事業関係があったのではないかということを言ったわけでございまして、それがふえたことの正当化する理由というふうには考えてはいけないわけでございますので、今後この時間外問題につきましては、いろいろと再度検討をいたしまして、できるだけ減らすように努力をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。 ◆22番(伹見武正君) 資料5ページの運動公園の野球場の改修事業についてもう一つお聞きしたいと思いますが、まずこの設計は、この説明書の何項までのとこを設計されるのか、残ったものについてはどうなるのか。具体的に言いますと、5番目の照明設備等については、まだ具体化の見込みはないように感じますが、その点も含めて御説明願います。 ○議長(広野糺君) 井上建設部長。 ◎建設部長(井上進君) 伹見議員さんの御質問にお答えいたします。 この安来運動公園の野球場の改修事業につきましては、平成11年度調査測量設計を、まず現況の調査、それから地質調査、メーンスタンド等の建築物の一般設計を計画しておるところでございまして、先ほどもう2点目の説明でございますが、照明設備についてはどうかという御質問でございます。 照明設備につきましては、御存じのとおり、現実に今の野球場を現場所で広げる計画でございます。敷地が非常に狭い中でございますので、この平成11年度の現況の測量をするとともに、このような照明施設が本当に設置できるかどうかというようなことを再度平成12年度に細かいとこまで調査設計をさしていただくと。その結果を踏まえまして、この照明設備を設置するかしないかというような判断をしたいというふうに思っておるところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。 ◆22番(伹見武正君) この概算、どのぐらいの事業費になるんですか、この照明設備を除いた場合、それからこの照明設備は幾らかという予測はつきませんか。 ○議長(広野糺君) 井上建設部長。 ◎建設部長(井上進君) 現在、この照明設備の予算関係ですけども、これはこの野球場の照明設備をつけるつけないという話、相当以前にもあったところでございまして、あのときの見積もり等は現時点では出ておると思っておりますが、今の現状についてのこの照明設備も入れました全体の総事業費については、今検討しているところでございます。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。 ◆22番(伹見武正君) それまでは、この13年度までの分には事業費はどのぐらいになるの。 ○議長(広野糺君) 済いません、しばらくお待ちください。 井上建設部長。 ◎建設部長(井上進君) 先ほども申しましたけども、現段階でまだ概算金額もほんの大まかな概算金額の程度でございまして、今後また発表さしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。
    ◆22番(伹見武正君) これは地域スポーツリフレッシュ事業、これは何か整備事業債でも適用するんかね、計画としては。 ○議長(広野糺君) 井上建設部長。 ◎建設部長(井上進君) 議員さんのおっしゃるとおりでございます。 ○議長(広野糺君) 22番伹見武正議員。 ◆22番(伹見武正君) その内容はどうなの、起債と、それから交付税措置は。 ○議長(広野糺君) 石川総務部長。 ◎総務部長(石川隆夫君) スポーツリフレッシュ事業として地域総合整備事業債で起債を借りるということになろうかと思います。一応、充当率は90%前後じゃないかなと思っております。起債措置は、それに伴う元利償還分の補てんが交付税措置であるということでございます。措置のあれが五十数%じゃないかと思っております。 ○議長(広野糺君) 16番山根良雄議員。 ◆16番(山根良雄君) 本件に関連いたしますんで、要望しておきたいと思いますけども、先ほどの質疑の中で、俗に言うナイター設備についてはさらに検討を加えて判断をしたいと、こういうことでございましたが、かねていろいろ議論する際、私もこのナイター設備自体は要望した経過もあります。ただ、具体的にあの場所で設置ということを考えたときに、周辺環境、つまり農家の皆さんの耕作地区も近隣にあるわけでございまして、夜間照明、一定時間まででありますけれども、私は実際に農耕者じゃありませんけれども、俗に言う夜間に照明があった場合に農作に影響をするという御意見を聞いてきた経過があるわけです。したがって、この計画の段階で、やはり地域周辺の、特に関連地権者等の意向打診なり、そのあたりも十分やった上で判断をされるべき必要があるというふうに考えておりますんで、この点については要望を申し上げておきますんで、よろしく対応お願いしたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(広野糺君) ほかにありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 以上で質疑を終わります。 本件は所管別に各部委員会に付託いたします。 この際、しばらく休憩いたします。            午前11時49分 休憩            午後3時35分 再開 ○議長(広野糺君) 再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第17 ○議長(広野糺君) 日程第17、議第88号平成11年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、執行部より説明を求めます。 本司市民生活部長。            〔市民生活部長 本司慎一君 登壇〕 ◎市民生活部長(本司慎一君) 議第88号平成11年度安来市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 2の1ページをごらんいただきたいと思います。 歳入歳出予算の補正でありますけれども、第1条、歳入歳出それぞれ5,449万8,000円を追加いたしまして、総額を20億6,571万1,000円にするものであります。 事項別明細書で御説明いたしますので、2の4ページをお開きいただきたいと思います。 まず、歳入の国庫負担金でございますが、これは療養給付費の負担金であります。これは一般被保険者に係ります療養給付費、それから高額療養費、これらが増嵩するものであります。それから、老人保健の方へ拠出するものでありますが、これも伸びを見込んでおります。これは上期の実績が出てまいりましたので、それによりまして下期を見込んでおります。 それから次に、療養給付費交付金でございますが、これは支払基金からの交付金であります。これは退職被保険者に係りますものでありますけれども、これは医療費から退職の被保険者の保険税を控除しました額、全額が入ってまいります。 それから次に、一般会計からの繰入金でございますけれども、給与費等の繰入金、これは人事異動によるマイナスが出ておりますので、精算をいたします。 それから、出産育児につきましては、これも実績を踏まえまして年間トータル36件を見込んで、今回11件分補正をさせていただきました。 それから、繰越金でございますが、これは前年度決算剰余金であります。 次に、歳出をごらんいただきたいと思います。 一般管理費でありますけれども、これの2節、3節、4節、19節、これは人件費でございまして、これは人事異動に係ります減額でございます。それから、12節役務費でございますけれども、これは医療費の増嵩、レセプトの枚数増加によりまして入力手数料が20万2,000円ふえます。それから、第三者行為の求償事務の手数料、これは求償額の3%になりますけれども、10万1,000円を補正をさしていただきます。それから備品でございますけれども、これは国庫の方に国に報告をいたします月報年報、調整交付金等の様式の変更、その他がございまして、新たなソフトの購入が必要になりました。これにかかわります費用21万円、これはまだ確定しておりませんけれども、後ほど補助金が補正予算で国の方から参る予定でございます。 それから、賦課徴収費でございますけれども、これにつきましては職員手当、時間外手当が増額になっています。 それから、2の8ページをごらんいただきたいと思いますが、療養給付費は先ほど申し上げましたように上期の実績が出てまいりました。それに加えまして、過去の3ないし5年の上期に対する下期の伸びというものを見まして、前年度の一般被保険者分につきましては下期の伸び、5%程度見込みました。それから、退職分につきましては8%の下期の伸びを見込んでおります。それから、手数料でございますが、これはレセプトの審査手数料でございます。約2%程度の枚数の増を見込んでおります。 次に、高額療養費でございますが、これは課税部分が6万3,600円、非課税の方につきましては月額が3万7,400円オーバーする分について療養給付費を支出していくものでございますが、これも9月末までの実績を踏まえまして下期を見込んだところです。9月までで532件出ております。 それから次に、出産育児一時金でございますけれども、11件分を見込みました。10月までに21件出ております。 それから次に、老人保健拠出金でございますけれども、これにつきましても医療費の伸びによりまして負担金を出しております。これにつきましては、医療費の制度につきまして、後ほど特別会計の方が出てまいりますので、そちらで説明をさしていただきます。 それから、保健事業費でございますけれども、これにつきましては、既に事業を実施してまいりましたものの調整をしております。記念品代が若干少なくて済んだということと、それから食糧費の減額でございます。 それから、2の12ページでございますけれども、諸支出金につきましては保険税の還付金であります。 給与費明細書につきましては、省略をさしていただきます。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑ありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教厚生委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第18 ○議長(広野糺君) 日程第18、議第89号平成11年度安来市老人保健特別会計補正予算(第2号)を議題として、執行部より説明を求めます。 本司市民生活部長。            〔市民生活部長 本司慎一君 登壇〕 ◎市民生活部長(本司慎一君) 議第89号平成11年度安来市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明を申し上げます。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,035万8,000円を追加いたしまして、総額を40億1,314万2,000円とするものであります。 事項別明細書で御説明いたしますので、3の4ページをお開きいただきたいと思います。 まず、支払基金交付金でございますけれども、これは医療費の部分につきましては10分の7、これを基金の方から支出をしていただきますし、それから保健施設につきまして10分の5ということになっておりますけれども、これも伸びによりましてこのように医療費の交付金を4,923万8,000円を見込んでおるところであります。 それから、審査支払手数料の交付金でございますけれども、これは対前年度の比較で年間分を見込んだところであります。 それから、国庫支出金につきましては医療費の増によるものであります。これは、医療費につきましては10分の2の負担になります。 それから、県の負担金でございますけれども、これも医療費の増加に係る分でございますが、負担割合は10分の0.5でございます。 それから、繰入金につきましては、これも県と同額でございまして、医療費の10分の0.5でございます。 それから、一時借入金の利子、これを見込んでおります。 それから、3の6ページでございますけれども、医療給付費、役務費は審査支払手数料でございます。19節は医療費の伸びによるものでございます。 それから、償還金でございますけれども、これは一時借入金の利子であります。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は文教厚生委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第19 ○議長(広野糺君) 日程第19、議第90号平成11年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題として、執行部より説明を求めます。 井上建設部長。            〔建設部長 井上 進君 登壇〕 ◎建設部長(井上進君) 予算関係つづりの4の1ページをお願いいたします。 議第90号平成11年度安来市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明いたします。 平成11年度安来市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億997万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億1,868万4,000円とするものでございます。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 債務負担行為の補正、第2条債務負担行為の変更は、「第2表債務負担行為補正」によるものでございます。 地方債の補正。第3条、地方債の変更は、「第3表地方債補正」によるものでございます。今回の補正予算につきましては、国庫補助事業第2次補正、それから前年度の決算剰余金の確定、水洗便所改造資金の貸付見込み件数の減、消費税確定申告による還付金の確定に伴います補正が主なものでございます。 4の2ページの第1表、歳入歳出予算補正につきましては、事項別明細書により説明さしていただきます。 4の4ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正について説明いたします。水洗便所改造資金融資損失補償でございますが、貸付融資件数が当初見込みより減ったことによりまして変更するものでございます。限度額を3,721万5,000円を減額いたしまして、6,305万1,000円に変更し、期間につきましては補正前と同じでございます。 4の5ページをお願いいたします。第3表、地方債補正について説明いたします。国庫補助事業第2次補正の増額に伴いまして、公共下水道事業費の限度額を5,280万円増額し、限度額7億8,400万円に変更するものであります。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。 4の6ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算、事項別明細書について説明いたします。 まず、歳入でございますが、1目の国庫補助金1節の公共下水道補助金6,000万円計上しておりますが、国庫補助事業第2次補正1億2,000万円の2分の1補助金6,000万円の増額補正をするものでございます。 それから、1目の繰入金1節一般会計繰入金、減額1,569万8,000円計上しておりますが、10年度の事業に対する消費税の還付金等によりまして減額補正をするものでございます。 1目の繰越金でございますが、1節前年度繰越金291万円計上しておりますが、前年度決算額の確定に伴いまして増額補正をするものでございます。 1目の水洗便所改造資金貸付金元利収入、減額1,240万5,000円計上しておりますが、貸付金融資件数が当初見込みより減ったことによりまして減額補正をするものでございます。 4の8ページをお願いいたします。1目の雑入2節消費税還付金2,199万1,000円計上しておりますが、10年度事業に対する消費税の還付金確定に伴います補正でございます。3節の建物総合損害共済災害共済金38万円計上しておりますが、新十神のポンプ場の雨どいが台風18号によりまして破損したことにより、災害共済金からの工事費の2分の1を補てん補正をするものでございます。 それから、1目市債につきましては第3表地方債補正で説明いたしましたので、省略いたします。 歳出でございますが、1目の総務管理費、減額1,264万6,000円計上しておりますが、貸付金の融資件数が当初見込みより減ったことによりまして、各節減額補正をしているものでございます。 4の10ページをお願いいたします。1目の雨水処理費、15節工事請負費76万1,000円を計上しておりますが、台風18号によります新十神のポンプ場の雨どい修繕工事費の補正でございます。 2目の汚水処理費118万8,000円を計上しておりますが、これは職員異動によります給与改定に伴う各節の補正でございます。 1目の公共下水道建設費1億2,067万5,000円計上しておりますが、補助事業1億2,000万円の追加でございます。この事業の箇所につきましては、予算関係説明資料の6ページから7ページに事業の箇所を掲載しておりますので、よろしくお願いいたします。 また、浦ケ部の汚水幹線工事の県委託負担金の確定、それから水道管の移転箇所の減少等に伴います補正でございます。2節給料、3節職員手当、4節共済費、9節の旅費、11節の需用費、12節の役務費につきましては、説明を省略いたします。13節の委託料でございます。1,900万2,000円計上しておりますが、飯島汚水1号幹線の設計委託費を追加する補正でございます。14節の使用料及び賃借料、減額73万8,000円を計上しておりますが、各事業施工に際しての駐車場の借上料が減額となり補正するものでございます。15節の工事請負費1億1,277万6,000円計上しておりますが、荒島南汚水幹線管渠、神塚汚水幹線管渠工事等の追加をする補正でございます。 4の12ページをお願いいたします。18節の備品購入費190万円計上しておりますが、現在ありますリースによるパソコンの期限が切れますとともに、新しいソフトに対応できない機種であるため、パソコン購入費並びに十神のポンプ場に書庫の整備費の補正をするものでございます。それから、19節の負担金補助及び交付金、4細節の県事業負担金、減額440万円を計上しておりますが、浦ケ部雨水幹線工事事業、県道黒井田安来線の範囲につきましては県に事業委託しております。その負担金の確定による補正でございます。22節の補償補てん及び賠償金、減額963万4,000円計上しておりますが、荒島南汚水幹線管渠工事等水道管の移転箇所が減ったことによります補正でございます。 2款公債費、それから4の14ページの給与費明細書につきましては説明を省略いたします。 以上、まことに簡単でございますが説明とさせていただきます。御審議、御議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第20 ○議長(広野糺君) 日程第20、議第91号平成11年度安来市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題として、執行部より説明を求めます。 平井経済部長。            〔経済部長 平井重俊君 登壇〕 ◎経済部長(平井重俊君) 予算関係つづりの5の1ページをお願いいたします。 議第91号平成11年度安来市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。 平成11年度安来市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。 歳入歳出予算の補正。第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,599万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億9,714万3,000円とするものでございます。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。 地方債の補正。第2条、地方債は「第2表地方債補正」によるものでございます。 今回の補正予算でございますが、一般加入につきましては建設事業の進捗に伴い支払いの増加に対応するため、一時借入金利子の補正をお願いするものでございます。 また、建設事業費につきましては、工事発注の進展に伴う補助事業費の組み替え、単独事業費につきましても工事費の入札減等により補正をお願いするものでございます。 5の2ページ、第1表、歳入歳出予算補正でございますが、説明を省略をさせていただきます。 5の4ページをお願いいたします。「第2表地方債補正」、変更でございます。農業集落排水事業費の補正前の限度額3億6,300万円を1,600万円減額、補正後の限度額を3億4,700万円とするものでございます。この理由につきましては、単独事業費の減額によるものでございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。 5の5ページをお願いいたします。事項別明細書でございますが、まず歳入でございます。1款の国庫支出金につきましては、説明を省略いたします。 6款の市債につきましても、先ほどの地方債補正で御説明いたしましたので、省略をさせていただきます。 5の6ページをお願いをいたします。歳出でございます。 ○議長(広野糺君) この際、時間延長をいたします。 ◎経済部長(平井重俊君) 1款農業集落排水費、1目の一般管理費でございますが、23節の償還金利子及び割引料でございます。汚水処理施設あるいは管路施設整備の工事費の前払いに対する一時借入金の利子を計上いたしております。総額で419万8,000円ということになっております。 それから、5の7ページでございますが、1款の農業集落排水費、1目の農業集落排水建設費1,714万8,000円の減額補正をいたしております。2節の給料、3節の職員手当と4節の共済費、これにつきましては人事異動に伴います人件費の増減分を計上いたしております。それから、13節の委託料でございますが、設計委託料でございます。これは吉田地区の設計でございまして、地形測量あるいは管路、処理施設の実施設計費の入札減によるものでございます。登記委託料でございますが、これにつきましては能義地区の汚水処理施設の用地でございまして、今年度取得が困難となりましたので、全額減額さしていただくというものでございます。それから、15節の工事請負費でございます。予算の組み替え上、宇賀荘町あるいは野方町、大塚町、上吉田町においての管路の施設整備を行っていくというものでございます。17節の公有財産購入費でございます。まず、吉田地区でございますけれども、農振除外等一連の手続を得るために年度内取得は困難だということで500万円の減額補正をいたしております。また、能義地区の用地でございますけれども、御承知のように県営圃場整備区域でございます。共同減歩地でございまして、現在整備工事中で確定換地をまだ行っておりません。そういうことで、用地代金については概算払いとして支払うということで250万円の減額をお願いするというものでございます。それから、22節の補償補てん賠償金でございます。これは水道管の支障移転あるいは電柱等の移設の補償費でございます。実施設計に伴っての確定による減額、もう一点は県道米子広瀬線の沢地区の水道管移転補償費でございまして、県との共同施行に伴います負担割合に伴います減額補正をするということで2,200万円余りの減額をいたしたところでございます。 5の8ページでございますが、給与費明細書でございます。これは職員の人事異動に伴うものでございまして、説明を省略をさせていただきます。 以上、まことに簡単でございますが、説明といたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は建設経済委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第21 ○議長(広野糺君) 日程第21、議第92号平成11年度安来市水道事業会計補正予算(第3号)を議題として、執行部より説明を求めます。 松村水道部長。            〔水道部長 松村隆郎君 登壇〕 ◎水道部長(松村隆郎君) そうしますと、議第92号につきまして御説明させていただきます。 予算関係つづりの6の1ページをお願いいたします。議第92号平成11年度安来市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。 総則。第1条、平成11年度安来市水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるところによるものでございます。 今回の補正内容について、まず御説明をさしていただきます。台風18号によりまして、今津水源地の庁舎の雨どい並びに敷地内の門扉に損傷を受けたことによりまして、その補修費また配水管及び給水管の破損事故の増によりまして、これに対処するための費用を合わせて290万8,000円の補正をさしていただくものでございます。 収益的収入及び支出。第2条、平成11年度安来市水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正さしていただくものでございます。 6の2ページをお願いいたします。第1款水道事業費用290万8,000円を増額し、6億9,450万8,000円に補正をさしていただくものでございます。 第1項営業費用でございますが、105万3,000円を増額し5億4,508万6,000円、第2項営業外費用185万5,000円を増額し1億4,841万1,000円に変更さしていただくものでございます。 6の3ページをお願いいたします。これからは附属資料になりますけども、補正予算の実施計画表でございます。第3号でございます。収益的収入及び支出でございますが、5目の総係費105万3,000円を増額し、6,842万5,000円にお願いするものでございます。これは、先ほどお話ししました雨どい並びに門扉等の修理を実施さしていただくものでございます。 それから、2項の営業外費用でございますが、この工事の実施に伴いまして消費税が14万5,000円減額となるために1,010万6,000円に補正をお願いするものでございます。 それから、4目の雑支出でございますが、先ほどお話ししました配水及び給水管の破損事故増に対処するため、10カ所程度を予算的には考えておりますが、200万円増額し373万5,000円にお願いするものでございます。 6の5ページをごらんいただきたいと思います。これは資金計画表でございます。支出資金の事業費用でございます。先ほど来の御説明しております金額によりまして事業費用を補正さしていただくものでございます。 続きまして、6の7ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。これは、先ほどから御説明しております内容につきまして、流動資産及び流動負債を変更さしていただいたものでございます。 以上で説明を終わらしていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(広野糺君) 説明が終わりました。 本件について御質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(広野糺君) 御質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件は総務委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第22 ○議長(広野糺君) 日程第22、請願文書表につきましては、記載のとおり所管別に各部委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 次回本会議は、12月9日午前10時から開議いたします。 なお、あす7日は午前10時から全員協議会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでございました。            午後4時9分 散会...